尾根を渡る風―駐在刑事

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  • サイズ B6判/ページ数 279p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062185943
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

警視庁捜査一課から駐在所長へ。元刑事は奥多摩の自然の中で、自らを取り戻すことが出来るのか――。「駐在刑事」待望の続編!捜査一課から駐在所長へ。
奥多摩の自然と温かき人々が
不遇の元刑事を変えていく……

異色の「山岳+警察」小説!

「駐在刑事」ドラマ化決定! 「水曜ミステリー9」(テレビ東京系)にて

警視庁捜査一課の敏腕刑事だった江波淳史(えなみあつし)は、
取り調べ中に容疑者が自殺したことで青梅警察署水根(みずね)駐在所所長へと左遷された。
亡くなった女性への自責の念から、江波が望んだ異動でもあった。
駐在所の仕事と暮らしにも馴れ、山歩きを趣味とする江波は徐々に自らを取り戻していく。
ある日、御前山(ごぜんやま)でペットの犬がいなくなったという連絡があり、
山に入った江波の見つけたトラバサミが山梨で起きた殺人事件とつながっていく――。

花曇りの朝
仙人の消息
冬の序章
尾根を渡る風
十年後のメール


笹本 稜平[ササモト リョウヘイ]
著・文・その他

内容説明

警視庁捜査一課の敏腕刑事だった江波淳史は、取り調べ中に容疑者が自殺したことで青梅警察署水根駐在所所長へと左遷された。亡くなった女性への自責の念から、江波が望んだ異動でもあった。駐在所の仕事と暮らしにも馴れ、山歩きを趣味とする江波は徐々に自らを取り戻していく。ある日、御前山でペットの犬がいなくなったという連絡があり、山に入った江波の見つけたトラバサミが山梨で起きた殺人事件とつながっていく―。異色の「山岳+警察」小説!

著者等紹介

笹本稜平[ササモトリョウヘイ]
1951年、千葉県生まれ。立教大学社会学部社会学科卒業。2001年に『時の渚』で第18回サントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞。2004年に『太平洋の薔薇』で第6回大藪春彦賞を受賞。警察小説のほか壮大なスケールの冒険小説で人気を博し、山岳小説も高く評価されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

七色一味

81
読破。『駐在刑事』の続編。前作は図書館で借りたんですが、なかなかに面白かったので本書は購入。警察ものの、いわゆる社会派ミステリーってのは骨が太すぎてあまり読まないんですが、このシリーズは自然と人々との関わりとかが背景にあって、読んでいて疲れません。正直事件なんてどうでもよくて、丁寧に書かれた奥多摩の情景の方に興味が(笑)それにしてもちょっと孝夫さん、鼻がだいぶ伸びてるようですが、キツツキに突かれて穴だらけにならないようにね。2017/01/29

ゆみきーにゃ

78
シリーズ二作目。どのお話もすっごく良かった。愛犬プールも大活躍!2021/08/29

タックン

77
駐在刑事シリーズ第二弾。ハラハラドキドキの事件はないけど奥多摩の自然の中を間近に感じ事件を解決していく元捜査1課の刑事だった駐在所員。 警察物というより山の話の方が主だったような気がするなあ。愛犬プールが可愛いな。2014/03/26

ゆみねこ

73
シリーズ第2弾は、江波さんの駐在所長暮らしも安定。色々ちゃちゃを入れる管理官も出て来ず、愛犬プールとのコンビもいい感じ。遼子さんとの仲も進展の兆し、第3弾出ないかな~? 2016/09/01

BlueBerry

52
シリーズ2作目。前作同様、雰囲気の良さと読み易さが「売り」なのは相変わらずですね。2014/07/25

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