出版社内容情報
茂田井武がパリを描いた幻の画帳、いま、よみがえる。
天才と称されながら、短い活躍ののち惜しまれつつ急逝した童画家、茂田井武。ぬくもりのある筆致や詩情あふれるモチーフは、現在も多くのファンを魅了し続けています。その茂田井が20代にパリで描き綴った画帳が「ton paris」(トン・パリ)。市場、遊園地、安酒場……1930年代のパリの空気を水彩や色鉛筆で優しく鮮やかに写し取った若き日の絵日記は、画家のエッセンスが凝縮したかのような存在感を放ちます。現存する画帳の全ページを掲載し、資料として作品解説・関連地図・略年譜・未発表原稿を収録した、ファン待望の画集。
茂田井 武[モタイ タケシ]
著・文・その他
広松 由希子[ヒロマツ ユキコ]
解説
内容説明
天才と称されながら、短い活躍ののち惜しまれつつ急逝した童画家、茂田井武。ぬくもりのある筆致や詩情あふれるモチーフは、現在も多くのファンを魅了し続けている。その茂田井が20代にパリで描き綴った画帳が「ton paris」(トン・パリ)。市場、遊園地、安酒場…1930年代のパリの空気を水彩や色鉛筆で優しく鮮やかに写し取った若き日の絵日記は、画家のエッセンスが凝縮したかのような存在感を放つ。現存する画帳の全ページを掲載し、資料として作品解説・関連地図・略年譜・未発表原稿を収録した、ファン待望の画集。
著者等紹介
茂田井武[モタイタケシ]
1908年9月29日、東京の日本橋に旅館「越喜」の次男として生まれる。1923年関東大震災により生家が全焼。療養中の母の病状が悪化し、翌年に亡くなる。1926年赤坂中学校卒業。美術学校入学準備のため太平洋画会研究所に通う。1927年父が再婚。美校の入試に失敗。川端画学校、本郷絵画研究所へと移り、傍らアテネ・フランセにも通い、中原中也と出会う。友人と図案社を起業するなど職を転々とする。1930年写生旅行と称し、京城、ハルピンを経てシベリア鉄道でヨーロッパへ向かう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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amnioticfluid
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