内容説明
「規制緩和の旗手」という表の顔を巧みに利用し、政権に深く食い込み、その影響力をビジネスに利用した男。「村上ファンドを産んだワンマン経営者」の実像に迫る。
目次
第1章 村上ファンドの産みの親
第2章 超ワンマン経営者の正体
第3章 小泉政権との蜜月
第4章 和製ハゲタカ
第5章 石垣島リゾート開発の欺瞞
第6章 規制改革は誰のためか
第7章 旗を降ろした政商
著者等紹介
森功[モリイサオ]
1961年、福岡県生まれ。岡山大学文学部(仏語・仏文学専攻)卒業。伊勢新聞社、テーミス社などを経て1992年、新潮社へ入社。2003年まで『週刊新潮』次長、その後フリーのノンフィクション作家に転身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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MTK
1
かなりバイアスのかかった書。森功という書き手は裏社会とかそういった面では面白いものを書くが、経済人をターゲットとした時その力が半減してるような気がする。とかく金儲け=汚いといったスタンスだし、この宮内さんのやり方を倫理的な側面から非難してるが、じゃあなんで法制化しないの?ってところがすっぽりと抜け落ちている。つまり水戸黄門がちまちまと代官を退治するより、仕組そのものを変えてしまった方が良いだろうってことだけど、良くも悪くも空気で変わってしまう芯の無い日本人らしい本だなぁと少しばかり落胆してしまった。2013/06/06
ばんぶー
0
サラリーマン政商2023/11/12
さーふアザラシ
0
何が良いか悪いか?はわからない。ただ米国なら成功者のサクセスストーリーが日本ではつまらない話になる。著者の言う法律が正しいか?疑問だ。事業内容などわかり便利だ。5h★32022/06/11