内容説明
２１世紀の画期的な名作アンソロジーが登場！かならず、感動にであえます。芥川龍之介、宮沢賢治、阿川佐和子、さくらももこ、筒井康隆ほか全９編。
著者等紹介
斎藤孝［サイトウタカシ］
１９６０年、静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学大学院教育学研究科学校教育学専攻博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専攻は教育学、身体論、コミュニケーション論。『宮沢賢治という身体』（世織書房）で’９８年宮沢賢治賞奨励賞、『身体感覚を取り戻す』（ＮＨＫブックス）で新潮学芸賞、『声に出して読みたい日本語』（草思社）で毎日出版文化賞特別賞を受賞。『声に出して読みたい日本語』は２巻、３巻とあわせて２００万部を超えるベストセラーとなる。また、ＮＨＫ教育テレビ「にほんごであそぼ」を企画・監修
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感想・レビュー
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こゆ
9
小2、学校を休んだ日の一人読み本。斎藤孝さんの名作セレクション。読み聞かせをしてきた割には文章の読み書きが苦手な息子、1年生用なら読めるかなと思い。でも中を覗いてみると、芥川の「くもの糸」なんかがあったりして、うちの子にはまだ読み取るのが難しい作品もチラホラ。筒井さんの「『地球はおおさわぎ』が面白いからママも読んで！」と言われ、何作か私も読んだ。一つでも楽しめた作品があって良かった。私は若い頃、さくらももこさんのエッセイが好きだったな。そして、やっぱり「くもの糸」は今読んでも面白い。2022/01/20
おひさまリボン
9
図書館で借りること３回目。一番最後の「蜘蛛の糸」がどうしてもまた読みたくなるのだ。美しい流れるような日本語で胸をチクリと刺されるだけでも凍りつくのに、ただならぬ余韻が死ぬまで永久保管される作品なんて、一体この作品の他にどこにあるというのか。毎度子供たちに読み聞かせしながら、私の方が感嘆する。芥川龍之介さん。素晴らしい作品をありがとうございます。2018/06/14
きとぽん
8
いとこの入学祝いに買った一冊です。一緒に音読しながら読了!途中からいとこは離脱しちゃいましたが、プレゼントした私がはまってどんどん読み進めました。家族みんなで「てぶくろをかいに」や「くもの糸」を語るのは楽しかったです。児童向けとあなどることなかれ…大人の議論にも最適で、やはり日本語、日本文学恐るべし！もっと本が好きなる。もっと本を好きになって欲しい！身近な子ども達に贈りたい一冊です。2017/02/19
そうさん
4
７歳。『アメリカザリガニ』と『くもの糸』だけ読んだ。『けちくらべ』は途中で飽きてしまったらしい。無理に読ませても仕方ないので、読みたがりそうなものだけ読み聞かせ。2022/01/02
絵具巻
2
文京区立根津図書館で借りました。2018/02/27
