大江戸テクノロジー事情

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  • サイズ A5判/ページ数 301p/高さ 19X15cm
  • 商品コード 9784062058537
  • NDC分類 210.5
  • Cコード C0095

内容説明

江戸の人びとの〈遊びの技術〉を科学する。暦、和時計、からくり、登山、錦絵、銃と刀などの技術を通して、江戸人のユニークな発想をさぐる。「大江戸えねるぎー事情」姉妹編。

目次

部分的には正しいが…
大小暦
和算
時刻と時計
からくり
富士塚
錦絵
銃と刀
天文学

錠と鍵
花火
朝顔
もう1つの合理性
対談 江戸の科学技術観を探る

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

印度 洋一郎

1
天下太平の江戸時代、日本人は何故かテクノロジーを遊びの方面に爆発させていた。複雑な太陰暦を刻む時計、木版多色刷りの錦絵、現代の人間にも難解な和算の数式、高度な美術品と化した日本刀などなど。どうして、これが産業や実際的工業へと繋がらなかったのか?現代人からすると誠に不可解なこの価値観に平和な江戸時代の秘密がある、というのが著者の主張。それにしても、都内には、富士参詣登山に行けない人々が作った富士山のミニチュアである富士塚があるとは知らなかった。2010/04/07

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