デトロイト・モンスター―自動車王フォード

デトロイト・モンスター―自動車王フォード

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  • サイズ B6判/ページ数 324p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784061924383
  • NDC分類 332.8

内容説明

苛酷にして明白な自動車王国の掟!食うか食われるかの新車開発競争、明日は我が身の吸収合併・乗っ取り!デトロイトを制したフォード革命の合理主義とロマン!

目次

第1章 大いなる予感
第2章 内助の功(エドセル誕生;トーマス・エジソン)
第3章 不退転の大衆車志向(デトロイト自動車会社;フォード・モーター;オールズ自動車会社)
第4章 吸収合併の時代(GMの開祖;ビュイックの支配権;ルイ・シボレー青年)
第5章 フォード革命(フォード・システム;労働価値宣言と反戦宣言)
第6章 孤独なる闘い
エピローグ 絶対的帝王

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

James Hayashi

20
時代は1896年。日清戦争直後であるから、蒸気機関は珍しくない。しかし裏庭の小屋で友達と共に(ガスエンジン)自動車を作り上げてしまうことには驚嘆。起業家として成長が続いていく様子はとても躍動的で興奮する。しかし成熟後の様子は痛々しい。今ではデトロイトもフォードも落ちぶれてしまったことは時代の流れでしょうがないことなのだろう。2021/05/19

たこ焼き

8
投資家は投下して得られた果実の中で分け合うこと期待するべきであって、投下した金額に対する利子が得られることを当たり前と考えるべきではない。(新しいビジネスに対して利益の大きさを当たり前と捉える人がいて、それが初めから得られないと被投資側にプレッシャーをかける。それが被投資側に嘘をつかせて時に正しい意思決定を歪ませ、あるべき成長を鈍らせる。)日本のケイレツと違い、アメリカはエンジン、パーツの外注先を共通化していたのでデトロイトに自動車メーカーが集まることになった。賃金を約束されると労働者のモチベは上がる。2022/07/17

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