内容説明
衝撃のソルド八世王誘拐から一月―王を捜すため入国したパラクレスでフェンベルクは思わぬものに遭遇する!恐ろしいほどに王に似た男・クドラ、彼女を襲う女・ベルテ、隠れて建つ謎の研究所。この奇妙な謎と王の誘拐に関係はあるのか?そして命を狙われたフェンの運命は?謎が渦巻く、王道ファンタジー第3弾。
著者等紹介
高里椎奈[タカサトシイナ]
1976年12月27日生
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感想・レビュー
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たるき( ´ ▽ ` )ノ
37
第3巻。なんて切ないんだ・・・。クドラを憎みきれない。まっすぐなフェン、どうかいつまでもそのままでいてほしい。2019/02/25
陸抗
13
【再読】ソルドの王が拐われ、取り戻すためにフェン達はパラクレスへと向かう。けれど、パラクレスとソルドの闇の契約の正体を知り、フェンは本来の目的を果たせない。ソルドの、王のためにと剣を磨いた騎士達は、今後どうするのだろう。サチはいろんな所に出没するけど、本当に人探し?引っ掻き回して遊んでるようにも見えるな。2018/07/02
しゅう(callette)
7
再読。このシリーズで初めて手に取ったのがこの巻でした。初読時はクドラの心境がイマイチつかめていなかったけれど、今なら自分の存在を根本否定されていると感じたときの思いを感じられる。年上なんか年下なんかわからないけど、とても愛おしい。2016/06/14
呉藍
7
意味や価値がなくても、生きることができることをフェンは知ってるから、クドラに届かない寂しさが胸にじぃんとつらかった。つらい境遇だった息子を労わる奥様だけど、クドラにもその愛情は向けられてるのかな。そして奥様は、母親よりも政治家だった。クドラの不器用で泥臭い生き方の方が、最終的には惹かれるものがあります。2011/01/25
Natsumi
5
図書館2010/08/01