講談社ノベルス<br> 天空の蜂

講談社ノベルス
天空の蜂

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  • サイズ 新書判/ページ数 459p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061819894
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

テロリストの脅迫に日本政府、非情の決断―!!爆発物を積載した超大型ヘリコプターが、“天空の蜂”と名乗る男に強奪された。ヘリはコンピューターによる遠隔操作で、福井県にある高速増増炉の千数百メートル上空でホバリングを開始した。そしてヘリの中には、とり残された少年が一人!著者初の冒険小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

84
前回は単純にエンタメ小説として楽しめたんだけどな。~子供は刺されて初めて蜂の恐ろしさを知る。今度のことが教訓になることを祈る。~2014/04/03

シャーリー

27
こんな作品が20年前に書かれていたなんて、東野圭吾さんはほんとうにすごいと思いました。早速映画を見に行きました。映画なりの表現になっていましたが、面白かったです。キャスト、よくできてましたね。ぴったりの人選と思いました。関根刑事が、あれって思いましたが、最後まで観たらなっとくでした。 20年後もうまく表現してあるので、映画もおすすめです。新しく出版された文庫は、内容がすこしちがうのでしょうか?読みたくなりました。2015/10/19

hotami

27
図書館本一気読みでした。原子炉の詳細な構造の記述だけでなく、それを取り巻く人々を交えながらスリリングなストーリーになってると思います。ただ現実として、ある意味『蜂が落ちちゃってる』今、ただ面白かっただけでは済まない。2015/10/05

ゆぽたん

24
自衛隊の最新ヘリが盗まれ、高速増殖炉へ墜落させようとするテロ。そこには子供が乗ってしまい…ワクワクするような救出劇かと思いつつ、登場人物の多さや専門用語に躊躇していたのは途中まで。関わる現場それぞれが大規模な問題に取り組む様子、原子炉のしくみ、難しいのに先へ先へと読まずにいられない。これを95年に書いていたのが凄い。隠そうとする国、命がけで守ろうとする人々は、震災後の現実と重なるー。物語として楽しめる以上に、しっかり考えて感じさせられた。テロや運動家より危険なのは無関心かも。2015/08/29

きゃらぶ

18
東北の震災前は原発の事は「電気を作っている所」くらいしか関心がなかった。震災があってからは原発の必要性、危険性を考えるようになり、震災前にこの本を手にとっていたら、もっと違う感想が生まれたと思う。もしかしたら難しい長編で途中で読まなかったかもしれない。東野さんは何か予言していたのでは・・・と思うくらいでした。三島は反原発?それとも原発の安全性を訴えたかった?考えさせられる作品でした。2013/09/01

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