講談社学術文庫<br> 正法眼蔵随聞記

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講談社学術文庫
正法眼蔵随聞記

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  • サイズ 文庫判/ページ数 360p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061596221
  • NDC分類 188.84
  • Cコード C0115

出版社内容情報

道元には、2歳年長の弟子がいた。二祖・懐奘である。懐奘は20年にわたり師・道元に近侍し続け、その間、道元が折にふれ弟子たちに説き聞かせた言葉を克明に筆録していた。それが『正法眼蔵随聞記』である。仏道修行者のあるべき姿を示した道元の言葉は、実生活に即して平易かつ懇切丁寧であり、道元の人と思想を知るための恰好の書ともなっている。

正法眼蔵随聞記1
正法眼蔵随聞記2
正法眼蔵随聞記3
正法眼蔵随聞記4
正法眼蔵随聞記5
正法眼蔵随聞記6


懐 奘[エ ジョウ]
編集

山崎 正一[ヤマザキ マサカズ]
著・文・その他

内容説明

道元には、二歳年長の弟子がいた。二祖・懐奘である。懐奘は二十年にわたり師・道元に近侍し続け、その間、道元が折にふれ弟子たちに説き聞かせた言葉を克明に筆録していた。それが『正法眼蔵随聞記』である。仏道修行者のあるべき姿を示した道元の言葉は、実生活に即して平易かつ懇切丁寧であり、道元の人と思想を知るための恰好の書ともなっている。

目次

正法眼蔵随聞記(1)(はづべくんば、明眼の人をはづべし;我病者なり、非器なり ほか)
正法眼蔵随聞記(2)(『続高僧伝』の中に;人、その家に生まれ、その道に入らば ほか)
正法眼蔵随聞記(3)(行者まづ心を調伏しつれば;故僧正、建仁寺におはせしとき ほか)
正法眼蔵随聞記(4)(学道の人、身心を放下して;世間の女房なんどだにも ほか)
正法眼蔵随聞記(5)(学道の人、自解を執することなかれ;学人、第一の用心は ほか)
正法眼蔵随聞記(6)(仏法のためには;学道の人は、吾我のために ほか)

著者等紹介

山崎正一[ヤマザキマサカズ]
1912年、東京生まれ。東京大学文学部哲学科卒業。専攻は西洋哲学、比較哲学。東京大学名誉教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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アミアンの和約

17
曹洞宗の開祖にして鎌倉時代の大思想家、道元の言葉を弟子の懐奘がまとめたもの。難解な正法眼蔵を理解するためのガイドブックとしてうまくまとまっている。無駄をそぎ落とし、洗練された道元の思想は鎌倉武士の気風にも合っていたのだろうと思われる。2024/05/17

禿童子

15
道元の侍者である懐奘が記した道元禅師の談話記録。禅僧として行うべき規範が様々な比喩や故実によって説かれている。父母の孝養と修行の二律背反についての記事が三度記されているのは懐奘自身の深刻な問題だからであろう。実際、母の臨終の時にも寺の掟で立ち会えなかった。六ノ十三「先師全和尚入宋せんとせしとき」の禅師の言は厳しいなかにも「これを思え。これを思え」の繰り返しに弟子を慰める思いが感じられた。近き例では震災時の任務に就く自衛隊員が他人の救援のために自分の家族を後回しにしたことが連想され、思わず涙した一節。2017/05/23

yuzyuz_k

10
時間掛かりました。しかし、理解仕切ったとは言えません。でも読み終えて、分からなければ、何度も目を通せばいいと言われている感じがします。 相田みつをの美術館にセロハンテープで補修された正法眼蔵の文庫が展示されてますが、すり切れるほど、何度も読んだ理由が、正法眼蔵、正法眼蔵随聞記を読んでみて、ぼんやり分かった様な気がします。 大事にしたい一冊が増えました。2016/12/05

ホシ

5
これも実家の本棚にあって、読了したのを思い出したので追加登録。大もとの『正法眼蔵』は自分の頭では無理だと思って、こっちを読んだが、これも難解だった。親鸞は愚者の自覚を徹底させたけど、本書を読んで「自分を愚かな存在だと思ってはいけない」という事を感じた記憶がある。親鸞と道元では正反対のことを言っているようだけど、何だか反発しない親和性みたいな物もある気がした。2016/02/10

しんすけ

3
『正法眼蔵』は中世日本が残した理であり生活カテゴリとも云えよう。ただ道元の思索が抽象的であるためか、一読での解釈は困難である。それに比し、『正法眼蔵随聞記』は、道元の言葉を弟子の懐奘が書き記したものであるだけに読みやすい。なかには懐奘の脚色もあるかもしれないが、その言葉は現代人をも感銘させる。場は仏法を前提としているが、仏法に関係なく感銘が生じるのは人間の生死に関わる形而上(随聞記については形而下と云うが適切かもしれないが)的な論理が説かれているからであろう。2017/04/22

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