出版社内容情報
人類の歩みは絶えざる病との格闘であった。患者への温かい眼差しをもって治療に当たり、医療・医学の根源からの探究を志した病理学者が、人間の叡智を傾けた病気克服の道筋とそのドラマを追う。興味深い挿話、盛り沢山の引例、縦横に飛ぶ話柄。該博な知識と豊かな教養をもつ座談の名手が、洗練された名文で綴る人間味溢れる新鮮な医学史。(講談社学術文庫)
第1章 人類の医学のあけぼの
第2章 イオニアの自然哲学とヒポクラテス
第3章 アテナイの輝きとアレクサンドリアの残光
第4章 イエス、ガレノス、そして中世
第5章 インドと中国の古代医学
第6章 シリア人とアラブ人の世界史的役割
第7章 芸術家と医師のルネサンス――中世からの「離陸」
第8章 科学革命の時代
第9章 近代と現代のはざまで
第10章 進歩の世紀の医師と民衆
第11章 西欧医学と日本人
第12章 戦争の世紀、平和の世紀
梶田 昭[カジタ アキラ]
著・文・その他
内容説明
人類の歩みは絶えざる病との格闘であった。患者への温かい眼差しをもって治療に当たり、医療・医学の根源からの探究を志した病理学者が、人間の叡智を傾けた病気克服の道筋とそのドラマを追う。興味深い挿話、盛り沢山の引例、縦横に飛ぶ話柄。該博な知識と豊かな教養をもつ座談の名手が、洗練された名文で綴る人間味溢れる新鮮な医学史。
目次
第1章 人類と医学のあけぼの
第2章 イオニアの自然哲学とヒポクラテス
第3章 アテナイの輝きとアレクサンドリアの残光
第4章 イエス、ガレノス、そして中世
第5章 インドと中国の古代医学
第6章 シリア人とアラブ人の世界史的役割
第7章 芸術家と医師のルネサンス―中世からの「離陸」
第8章 科学革命の時代
第9章 近代と現代のはざまで
第10章 進歩の世紀の医師と民衆
第11章 西欧医学と日本人
第12章 戦争の世紀、平和の世紀
著者等紹介
梶田昭[カジタアキラ]
1922年、岐阜県生まれ。東京大学医学部卒業。元東京女子医科大学教授。2001年1月没
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