講談社学術文庫<br> 古代史を解く鍵―暦と高松塚古墳

講談社学術文庫
古代史を解く鍵―暦と高松塚古墳

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  • サイズ 文庫判/ページ数 424p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061593664
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C0121

内容説明

昭和四十七年、高松塚が発掘され、美しい壁画が話題をさらった。いつ描かれたのか、被葬者は誰か、絵の意味は何か、数々の議論、異論、暴論が噴出する。著者は「暦」に関する深い理解と、図像に対する詳細を極めた研究により、縦横無尽の論を展開し、高松塚の謎を解明する。

目次

第1章 『日本書紀』の暦日
第2章 高松塚の壁画とその年代―高松塚論を批判し天武末年説を提唱する
第3章 高松塚の星
第4章 高松塚の被葬者をめぐって―特に蚊屋皇子説について
第5章 高松塚周辺の終末期古墳とその被葬者―中尾山古墳・大内陵・牽牛子塚・マルコ山古墳
第6章 河内道明寺出土の「修羅」
第7章 埼玉稲荷山古墳出土鉄剣銘の「七月中」
第8章 太安万侶墓誌の年月日をめぐって

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