感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬弐仟縁
33
岡谷の古本市で200円にて購入。1985年初出。児島襄『太平洋戦争』上下 中公文庫 で、戦争には国民の文化や思想がむき出しになるということ、それを知ることに戦争を探究する意義ありという客観主義は、開戦時14歳だったという著者ならではの視点(39頁)。大杉栄『自叙伝』岩波文庫 は、振幅の大きい人生を、率直に語っている。一犯一語と称して、投獄されるたびに外国語を一種ずつマスター。獄中読書の体験は感銘深いという(59頁)。ベストセラーなど目もくれず、古典を読むこと。2015/12/08
シンドバッド
6
国立の懇意の古書店の親父さんが、私が文庫本を探し求めていることを知っていて、「これでも読んでみたら?」といただいたもの。テーマ別に文庫本を読むことは無いので、文庫本ともいえども侮れない宝庫ということが良く分かった。残念なことに、索引がなく取り上げられた文庫のリストが無い。また、今、読もうにも品切れ書がいかに多いかを知った。2013/09/23
あんかけ
2
古本屋で買ったやつを読み終え。本を整理する方法的な話をするかと思ったら掃除に近い整理だった。内容は文系ジャンル(と言うには雑だけど)のおすすめ本リストだった。引用もあって本の雰囲気をつまみながらその分野を漁るきっかけにするには良い?なんかみたことあるタイトルはちらほらあるのでまだ通用しそう。でも文庫一冊300円台とか書いてあるのに時代を感じる。今だと2.5倍位になってるかな…。図書館含めても探すのに苦労しそう。読書論の本はちょっと興味ある。「ほんの話」「常識について」2024/01/28
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- 和書
- 世界で私を好きになる