講談社学術文庫<br> 民俗学の方法

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講談社学術文庫
民俗学の方法

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  • サイズ 文庫判/ページ数 233p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061582019
  • NDC分類 380.16

出版社内容情報

【内容紹介】
柳田国男に死を契機とし、日本民俗学はその方法論に関して危機意識を胚胎しながら、科学としての独自性を内外に明確にすべく努力しつつある。柳田の生前、学徒の多数はすべて資料提供者であり、学者は柳田1人だったといわれる経験主義の論理が、この危機意識をもたらす素因であった。本書の著者は久しく柳田の門下にあったが、深く思いを致し、後進のために柳田民俗学の超克と真の継承を自らに課し、ここに方法論を公にしたのである。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Momoya Sho

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特に民俗学に関わっているというわけではないが、関心があったので読んでみた。 巨星柳田国男が亡くなって10年余り。指導者を失った民俗学の新しい方向性を模索する中で書かれた本のようである。学説とか方法論など現代でも通用するものなのかは素人なので正直わからないが、調査を進めるうえでの心構えなど実践的な内容も書かれていて、50年近くが経っている今日でもためになるものだった。2023/02/13

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