出版社内容情報
猪木 慶治[イギ ケイジ]
著・文・その他
川合 光[カワイ ヒカル]
著・文・その他
内容説明
豊富な講義経験と議論の中から生まれたわかりやすい量子力学。理解を深める精選された例題と一歩進んだ章末問題、詳しい解答解説つき。概念の解説と問題演習をひとつにまとめた入門書。
目次
第1章 量子論の誕生
第2章 Schr¨odingerの波動方程式
第3章 1次元の量子系
第4章 量子力学の基本的な性質
第5章 中心力場のSchr¨odinger方程式
第6章 量子力学の体系
第7章 角運動量と対称性
付録(特殊関数;曲線座標におけるラプラシアン)
有用な物理定数
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆうき
3
かなり勉強になるテキスト。「一歩踏み込んだ説明」というものがあらゆる場面で目立つ良著。物理的な説明だけでなく、数学的説明、特に線形代数との対応関係を説明する部分がよく目立つ。それ故、線形代数が不得手な人間は「?」となる部分が多いかも知れない。また、群論を扱っている章があるが、あれで群論を勉強するのは結構辛い気がする。とまれかくまれ良著であることは間違いない。1回で全てをマスターするのは難しいので、何度も読むのが大事だと思う。最後に言うと、計算はあまり詳しくないと思われ。因みに2巻は1巻より格段にムズい。2010/01/01
N
1
本文の中に演習問題が埋め込まれているレイアウトが個人的には読み易くて好きでした。学部の講義で教えられるような標準的内容がよくまとまっていたと思います。ブラケット記法の導入が遅く波動力学に偏っている点については批判もありそうだとは思います。Lie群の章は難しかったです。2020/08/10
ま〇お
1
群とか飛ばした2014/04/16
ten
1
Lie群の部分以外読んだ。量子力学での計算がかなり身に付いた気がする。2013/12/22
ゆめぴりか
0
角運動量に関する記述が独特2016/09/30