講談社現代新書<br> 宗教改革の真実―カトリックとプロテスタントの社会史

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講談社現代新書
宗教改革の真実―カトリックとプロテスタントの社会史

  • 永田 諒一【著】
  • 価格 ¥924(本体¥840)
  • 講談社(2004/03発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 232p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061497122
  • NDC分類 230.52
  • Cコード C0222

出版社内容情報

ルターの「論題貼り出し」はウソ!
中世はこのようにリストラされた!

中世の人々は、カトリックへの反逆をなぜ受け入れたのか?ルター伝説の真相から聖画像破壊まで、大転換期の諸相を描ききる。

第1章 社会史研究の発展
第2章 活版印刷術なくして宗教改革なし
第3章 書物の増大と識字率
第4章 文字をあやつる階層と文字に無縁な階層
第5章 素朴で信仰に篤い民衆
第6章 聖画像破壊運動
第7章 修道士の還俗と聖職者の結婚
第8章 都市共同体としての宗教改革導入
第9章 教会施設は二宗派共同利用で
第10章 宗派が異なる男女の結婚
第11章 グレゴリウス暦への改暦紛争
第12章 「行列」をめぐる紛争


永田 諒一[ナガタ リョウイチ]
著・文・その他

内容説明

中世の人々は、カトリックへの反逆をなぜ受け入れたのか?ルター伝説の真相から聖画像破壊まで、大転換期の諸相を描ききる。

目次

社会史研究の発展
活版印刷術なくして宗教改革なし
書物の増大と識字率
文字をあやつる階層と文字に無縁な階層
素朴で信仰に篤い民衆
聖画像破壊運動
修道士の還俗と聖職者の結婚
都市共同体としての宗教改革導入
教会施設は二宗派共同利用で
宗派が異なる男女の結婚
グレゴリウス暦への改暦紛争
「行列」をめぐる紛争

著者等紹介

永田諒一[ナガタリョウイチ]
1947年、福岡市生まれ。京都大学工学部卒業、同大学大学院文学研究科博士課程中退。現在、岡山大学文学部(歴史文化学科)教授。1999年、アウクスブルク大学客員研究員を務める。専攻はドイツ近世史、西ヨーロッパ教会史
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

skunk_c

34
15年前の本でパラ読みしていたものを通読。この頃の講談社現代新書は読みやすいものが多く、本書も例に漏れない。だが内容は十分。テーマを改革vsカトリックといった二項対立に捉えるのではなく、当時の民衆の動きを軸に追う。そこから見えてくるのは、ルターの高邁な思想とはかなりかけ離れたところで民衆が信仰への姿勢を変えていたこと。また、旧態依然としたカトリックというよりは、改革派との対抗の中で色々柔軟な対応を見せている。いちばん面白かったのは都市政府の間に立った対応。図版も多く、事例も細やかに紹介され立体に像が結ぶ。2019/04/23

hide

14
16世紀の宗教改革を社会史の観点から読み解いていく。タイトルの『宗教改革の真実』は正直誇大広告だが、宗教改革が民衆生活にどのように影響を及ぼしたか、そして旧教と新教との対立の中でヨーロッパにおける宗教的寛容の精神がどのように育っていったかが事例とともに解説された良書。/聖職者の妻帯・正統派教会の権威否定・聖書の翻訳など新教のやっていることは旧来の各種「異端」とあまり変わらないように見える。それだけに、宗教改革を成功に導いた活版印刷術と街頭共読による思想宣伝の画期性を痛感させられた。2022/04/15

mass34

10
んー(-_-;)ー。つまんなかった。きっと読むべきときではなかったのだろう。また、今度。2016/12/21

うえ

8
ルターが「「論題を城教会の扉に貼り出した」というくだりは、今日、歴史的事実として確定されていない…そのような歴史学界の判断にしたがって、日本の最近の高校世界史の教科書でも、いずれも以上の点をあいまいに叙述している」貼り出された伝承はすべて「1549年に刊行されたメランヒトンの記述にたどりつく」ルターの「周辺には…使命感を抱いたひとびとがいたであろう。彼らが、ルターに、『論題』発表の期日と場所の示唆を与えた可能性はないとはいえない」2016/09/05

スズツキ

8
ルターが『九十五ヵ条論題』をヴィッテンベルク城教会に張り出したことに端を発する宗教改革は間違っていた、活版印刷の発明者はグーテンベルクではない、などというのは刺激的な題材だなぁ。2015/02/07

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