講談社現代新書
文系にもわかる量子論

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 237p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061496194
  • NDC分類 421.3
  • Cコード C0242

内容説明

パソコンも携帯電話もMRIも、この理論なくして実現しなかった!宇宙の謎、脳の不思議の解明にも不可欠な量子論を初歩から解説する画期的入門書。

目次

量子論とは
光とは
光の粒子性
物質の階層
ボーアの前期量子論
量子論完成への道
量子論の世界
原子核の構造
崩壊する原子核
原子力エネルギー
究極の物質・素粒子
自然界を支配する4種の力

著者等紹介

森田正人[モリタマサト]
1927年、長崎県生まれ。東京大学理学部物理学科卒業、同大学院前期修了、理学博士。米国コロンビア大学助教授、京都大学助教授等を経て大阪大学名誉教授。現在、城西国際大学教授。専攻は素粒子論、原子核理論
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あむぴの

17
「文系にもわかる」という言葉にひかれて、手に取った。なるほどわかりやすいけど、数式は、やはり出てくるし、終盤は、まだ理解不能だ。2002年、講談社現代新書。2018/04/30

富士さん

3
本棚の整理のために処分しようとパラパラめくっていたのですが、辞書的な使い方を発見しました。個人的には、ヴェルナー・ハイゼンベルクの不確実性原理は、観測者が観測することで観測対象が変化し、完全な観測は不可能であるという、社会科学の考えにも通じるもので、それが専門家の手で自然な言語で定義、解説されている本書は数式アレルギーがあるものとしてはありがたいものがあります。数式は修正が加えられているようですが、量子力学の世界観はそう簡単に否定されそうにないので、門外漢にはこのくらいで十分だと思います。2018/07/30

takao

1
ふむ2021/09/05

かんたろう

1
「文系にもわかる」と銘打っているが、典型的な文系脳の私は半分くらいでわからなくなった。前半こそ文系に配慮してわかりやすく書いているが、筆者も後半(第6章シュレディンガーの波動方程式が出てくるあたり)からは文系にわかるように書くことをあきらめているのではないか?2009/02/22

naoto

0
不思議な不思議な量子論、文系の自分は…わかる部分もあるけどわからない部分が多いかなぁ。粒子と波というたとえ、わかりやすいような気もするけどわからなくなる原因かも。電子は小さい球形のつもりが雲になったり…法則が成り立たないとなったら「そういう粒子があることにすればいいじゃん」ってのも。結局、そういう粒子が確認されるからすごいんだけど。まだまだ、しっくりくるまでの道のりは長いね。2016/02/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/92030
  • ご注意事項