感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kokada_jnet
20
将棋の大山康晴十五世名人の「若い人たちにすすめたい本」が渋い。『神聖喜劇』『青葉繁れる』『モッキンポット師の後始末』『王将殺人』『棋士・その世界』。2018/07/04
たかやん
15
新井素子の「あ」から渡部昇一の「わ」まで総勢29名、若い読者を想定した読書エッセイ集。戦中戦後の激動の時代がそっくりそのまま青春時代だった中での壮絶な読書体験を聞けば聞くほど、なんて自分が甘っちょろい読書をしてるんだろう、とため息が出っぱなし。昭和の古い新書のこの本で再三繰り返される「若者が本を読まなくなった」という定型の意味合いも今現在ではかなり変質しているように思えます。2019/11/24
takao
2
（若い人にすすめたい本）2017/12/19
Koki Miyachi
2
各界の才能29氏の読書にまつわるメッセージ。オススメの本の紹介がお題のようだが、大まかなボリューム以外にフォーマットはなく、応え方はざまざまで面白い。人の価値観を知る事は、いつもとても大きな刺激になる。色々な考え方を知るだけでなく、自分にとって「読むこと」は何なのだろうと自問自答する事の大切さも再認識した。本は軽めのざら紙のような紙質で、間に本や知をイメージさせる図版が挿入されている。文字と図版の心地良いリズム。各ページどこかにインク汚れがあって、作り手の茶目っ気と思い入れがさり気なく伝わってくる。2013/03/01
startvalue
1
★★★★☆2017/05/05
