講談社現代新書<br> 英語の発想 - 翻訳の現場から

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講談社現代新書
英語の発想 - 翻訳の現場から

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  • サイズ 新書判/ページ数 221p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061456860
  • NDC分類 835.1

出版社内容情報

【内容紹介】
baldness makes impossible the natural wish……これを忠実に訳すと、“禿は自然な願望を不可能にする”と、いかにもぎこちない。ところが、baldnessを“頭が禿げている”と読みほどけば、自然な感じが出てくる。「直訳」から「意訳」への変換のポイントは、単語の処理や技術的な言葉のあやといったこと以上に、根本的な発想の転換が必要なのではないだろうか。本書は、日本語らしい翻訳を追究する中で得られた、英語と日本語のものの感じ方、認識のパターンのちがいを明らかにする、いわば発想の対比をテーマにした翻訳読本である。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てながあしなが

6
塾でコツコツ読んだ。英語を日本語訳する際のテクニックに言及しながら、英語的な発想について述べる。しかし、だいたい既知の内容だった。2018/03/16

χ

1
翻訳の仕方から日英の言葉の違い、共通点に迫るところが面白い。英語はもの、名詞中心で日本語はこと、動詞中心という説明は価値観の違いがはっきりして納得。すごく勉強になったから翻訳についての本も読むことにしよ2012/01/31

yasukotta

0
 図書館から借りました。購入して手元に置いておこうと思います。『英語らしい表現と英文法』で引用されている箇所はp.62-p.63の"Do you know of the millions in Asia that are suffering from protein deficiency because they get nothing but vegetables to eat?"です。英語は<もの>的な言い方ですが、日本語に直す時は<こと>的な表現にするとよい、というところです。2019/06/15

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