講談社現代新書<br> アトランティス大陸の謎

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講談社現代新書
アトランティス大陸の謎

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  • サイズ 新書判/ページ数 202p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061157286
  • NDC分類 209.3
  • Cコード C0230

出版社内容情報

【内容紹介】
「1日と悲惨な1夜にして、海底深く消滅した」と、ギリシアの哲人プラトンによって描かれたアトランティスは、これまで、“失われた大陸”として、多くの謎に包まれてきた。しかし、最近の科学的調査は、エーゲ海に浮かぶサントリン島こそ、かつてのアトランティスの名残りだという。本書は、最新の研究成果を紹介し、鋭い推理と説得力ある仮説により、この謎の“大陸”最後の日を復原して、多年の論争に終止符を打つ好著。

“アトランティス王国”滅亡の伝説――アトランティスは、天与の豊穰さに加えて、地の利とをあわせもっていた。しかもそこに住む人びとは、交易に熱心であったから、いつしか巨大な富が蓄積されて、町や港は富み栄え、この国の首都も豪華をきわめていた。しかし、プラトンの記事では、今から1万2千年前、アトランティスはこつぜんと大西洋の海底ふかく沈没してしまった、と描かれている。プラトンは、いったいどこからこの話を聞いたのだろうか。この謎めいたユートピアを信じてもよいのだろうか。わたしたちは、多くの人びとの心を魅了しつづけてきたアトランティス伝説の中から、真実の糸を探り出さなければならない。――本書より