栗林慧全仕事―独創的カメラでとらえた驚異の自然

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  • サイズ A4判/ページ数 143p/高さ 32cm
  • 商品コード 9784054012509
  • NDC分類 486.087
  • Cコード C0072

出版社内容情報

日本のネイチャーフォトをリードし続ける栗林慧が開発してきた独創的な手作りカメラの秘密を一挙大公開。最近完成した、超深度接写カメラで撮影した驚異の写真を多数掲載。また、栗林のカメラワールドの集大成となる写真集。   

内容説明

虫の視線から虫の世界を撮る。30年以上にわたって、対象として最も困難な被写体「昆虫」を撮りつづけてきた著者は、独自のクローズアップ技術の数々を開発して、小さな生きものたちの世界を鮮明に捉えてきた。ここに最新の「超深度接写レンズ」や「アリの目カメラ」の成果を世に問うと同時に、これまでの代表作を網羅して「栗林視覚芸術」を集大成する。

目次

第1章 虫の目になりたい(3cmから∞まで―カメラの常識を破った超深度接写;昆虫生態スナップ写真の誕生―栗林写真の原点)
第2章 時間を止めたい(5万分の1秒の“瞬間”を写し止める;空中で立ち止まった昆虫たち)
第3章 風と水と光と
第4章 アリの目になる―究極の超深度接写

著者等紹介

栗林慧[クリバヤシサトシ]
1939年、中国大陸に生まれる。陸上自衛隊、保険会社などに勤務しながら東京綜合写真専門学校に通って写真技術を学ぶ。独自の工夫によって昆虫スナップカメラを製作、アリをはじめとする昆虫の接写技術を確立する。1969年よりプロの生物生態写真家となり、センサーを利用した自動撮影装置の製作、5万分の1秒高速ストロボの開発など、画期的な撮影システムを次々に考案、斬新な生態写真を発表してきた。その後、ビデオ撮影にも力を注ぎ、NHKの生物番組などを撮影。この間、ビデオシステムと映画撮影用レンズなどを組み合わせて、「きわめて深い被写界深度を有する接写」が可能なビデオカメラを開発した。2000年、このビデオカメラによって撮影したオリジナル作品『草間の宇宙』で第41回日本科学技術映像祭内閣総理大臣賞を受賞。さらに、この技術をスチールカメラにも応用して「超被写界深度接写カメラ」を完成、驚異的な作品を発表した。著書に『原色生態アリの図鑑』(明玄書房)、『アリの世界』(あかね書房)、『昆虫の飛翔』(平凡社)、『The MOMENT』(日経サイエンス社)など多数がある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

araki

1
 ずっと探していた本!やっと見つけました(^-^)。 トノサマバッタが海を眺める…何を思っているのか考えるだけで楽しくなってきます! 2012/07/08

ジョニーウォーカー

1
昆虫がまるで巨大化したかのように見える、かなり不思議な写真集。どういう接写をすればこんな写真が撮れるのか、素人の自分には分かりかねるが、とにかくこの独自の世界観に一度ハマったら抜け出せない。昆虫ってこんなにも美しく、たくましいんだ…。2007/06/03

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