出版社内容情報
ひつじたちが時間を聞くたび「○じ」と教えてくれるおおかみが、夜中の12時になると追いかけてくる!? 紳士なおおかみが豹変していく様子がスリル満点。保育で人気の遊び「おおかみさん、いまなんじ?」を大胆に絵本化!
内容説明
時間をたずねるたびに、教えてくれるおおかみが、夜中の12時になると追いかけてくる!?幼稚園・保育園で人気の遊びが絵本になりました!
著者等紹介
中川ひろたか[ナカガワヒロタカ]
1954年埼玉県生まれ。5年間千早子どもの家保育園に保育士として勤務。1987年みんなのバンド「トラや帽子店」を結成
山村浩二[ヤマムラコウジ]
1964年愛知県生まれ。米国映画芸術科学アカデミー会員、東京藝術大学教授、アニメーション作家・絵本作家。『頭山』がアカデミー賞短編アニメーション部門ノミネート、6つのグランプリを受賞など、国際的にも評価が高い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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takaichiro
80
保育園で子供達が楽しむ”おおかみさんいまなんじ?”ゲームを、美しい絵本に仕上げた作品。それを知らずに読んでいて絵本なのに割とスピード感あるなと思いました。慣れ楽しんだゲームが綺麗な色彩の絵になり、おおかみがひつじを襲う夜中の12時に近づくぞわぞわ感を文字で追いながら子供達がキャーキャー言っているイメージが湧きます。保育士さん達も読み聞かせ甲斐があるでしょうね。最後のページ、ひつじを襲いきれなかったおおかみの残念そうな顔がとてもキュートでした。温かさを感じる絵本、ゲームとのつながりもあり売れそうです。2019/06/05
Kahori
31
展開がわかっていてもこわい2023/09/14
長くつしたのピッピ
26
児童クラブにて子どもからのリクエスト。子羊たちが遊びに出かける先々でおおかみに時間を尋ねる。ちょっとストーリーとしては分りづらい。けれども、子ども達はすんなりこのナンセンスを受け入れて、ハラハラしていたのが印象的。2022/04/10
しぃ
21
この遊びは知らなかった。子どもたちの園ではやってないみたい。わたしも知らないから、イマイチリズムが読めない。でも繰り返しが楽しくて、ドキドキハラハラもあって面白かったです。2020/10/14
わむう
20
「だるまさんがころんだ」的な伝承遊びを絵本にした作品。2022/01/13