アスキー新書<br> 僕がアップルで学んだこと―環境を整えれば人が変わる、組織が変わる

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アスキー新書
僕がアップルで学んだこと―環境を整えれば人が変わる、組織が変わる

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  • サイズ 新書判/ページ数 248p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784048865395
  • NDC分類 548.2
  • Cコード C1234

内容説明

一時はその存続が危ぶまれたアップルという会社が、回復に向けてどのような環境を構築し、人材を集め、優れた製品やサービスを生み出すに至ったのか。本書は、その一部始終を経験した著者が語る指南書。スティーブ・ジョブズが用いた手法とそこから著者が学んだノウハウには、これからの社会を生きていくうえでのヒントが数多く含まれている。

目次

第1章 腐ったリンゴはどうやって復活したのか
第2章 アップルの成功を支える方程式
第3章 最良の職場を創る
第4章 社内政治と賢く付き合う
第5章 上司を味方につける
第6章 己を磨く

著者等紹介

松井博[マツイヒロシ]
1966年生まれ。神奈川県出身。地元の高校を卒業後、渡米。オハイオ・ウェズリアン大学卒業。沖電気工業株式会社、アップルジャパン株式会社を経て、2002年に米国アップル本社の開発本部に移籍。iPodやマッキントッシュなどのハードウエア製品の品質保証部のシニアマネージャーとして勤務。2009年に同社退職。現在カリフォルニア州クパティーノ市内にて保育園「つくしデイケア」を経営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

302
如何にアップルがすごかったのかアピールで来られるかと思っていたら、意外や意外しがないサラリーマンになりつつある私にもよく分かる世界があったので興味深く読めた。確かに開発までの商品コンセプトっていうのが一番コストを掛けるのが重要なみそだなと感じた。その上でアップルの機動力の凄さは日本企業にないすごいところだなと思った。2016/03/24

リョウ万代ホーム施主|貯金おじさん

49
腐った組織を蘇らせるジョブズの手腕に脱帽。自由には責任が伴う。重要な事だと思います。仕事が出来る人は、幾らフレックスタイムで有っても、それが始まる以前の生活スタイル守って規則正しい生活をしている、ジョブズの後釜のティムクックは朝4時ぐらいから始動している書いて有って、やっぱり仕事が出来る人は凡人の始業前に必要な仕事を終わらせてしまうんだなと感心。2016/07/26

baboocon

9
今年100冊目。今や時価総額世界一の企業にまでなったアップル。「スティーブ・ジョブズ論」みたいな本は山ほど出回っている中、同社に1992年から2009年まで働いていた日本人著者による貴重な「中の人」目線でのアップルの組織づくりや働き方論。著者自ら、日本だと「ブラック企業」とレッテルを貼られるだろうという同社の内部は苛烈な長時間労働、社内政治が渦巻く、「楽園」とは言い難い職場環境。けれど、個人に責任が与えられているシンプルな組織階層は、世の中を変えたいと思う人にとっては最高の環境である。読みやすい良書。2012/04/16

Yuichiro Komiya

8
アップル本社の開発部に勤めていた著書が書いた働き方の本。どん底まで落ちたアップルをアメリオやジョブズが大胆な構造改革、断捨離で世界トップの企業にまでのし上げる所は読み応えがあった。人はラクな方に流されやすいもの、環境を変えれば全てが変わる、というのは参考になる。2016/07/30

ヨータン

8
アップルはとても魅力的な会社で働いてみたいと思いましたが、社内政治に長けている人ではないと昇進どころか生き延びることも難しいのがわかりました。仕事の能力があるだけでなく、かなりの精神的タフさが必要だなと思いました。この本の第6章の「己を磨く」は激動の時代にどのようにして生きていくかというアドバイスが書いてあり、納得できることが多く非常に参考になりました。2013/02/03

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