グーグーだって猫である〈2〉

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  • サイズ A5判/ページ数 125p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784048535359
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0979

目次

人生の大晦日
気むずかしい患者
つつがなしや猫たち
ごめんね白血球
ビーの勝利
個室
病院食と鳩とラーメン
待遇

外泊〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

白義

13
大島弓子のがん闘病記が中心。自分ががんの術後だというのに、ホームレスの男性が面倒を見ていたかいせん病の猫の面倒を見、飼うことを決意したり、何気ない部分がものすごく感動できる。自分の死後の猫を思って遺言書を作ったり、細やかだからこそこんなにも読んでいて気持ちいいのだろう。読んでいてどんなに大変でも猫との日々が羨ましくなるし、その際はしっかりしなければと難易度の高さに震えたりもする。ある意味、何かいろいろなものの教科書みたいなしっかりした漫画だ2013/11/02

hiromura

6
大島さんの闘病日記でもある。猫が4匹に増えて大変そうだけど、楽しそうだな。やはり私はうちの子に似たグーグーが好き。2022/05/01

へいちょー

6
猫エッセイ漫画と思って読んでいたのに、この巻は大島さんのがん闘病記が中心の内容。遺言作成のくだりとか、他人事と思えない話だ。病気を克服して、大島さんが今でもお元気でいられて、ホントに良かったです。2012/04/29

まみ

6
猫がどんどん増えて楽しいけれど、それよりも大島さんの闘病生活を興味深く読み、ガン患者のそばにいた半年をしみじみ思い出しました。ああそういえば抗ガン剤の点滴の袋に生理食塩水って書いてあったよなあ…とか。あと、大島マンガの動物の擬人化が好きなので、3匹の猫を白鳥の湖の3人に例えるくだりが嬉しかったです。ビーのオデット姫の乱暴なこと!笑2009/10/11

Ribbon no kishi

5
事細かに記される闘病生活もあり、エッセイとして読み応え抜群の2巻。あっけらかんとした読み味のなかに、作者から滲み出る人間性というか愛猫精神が心に染み渡る。そして新たに家族が増え賑やかになっていく大島一家。登場人物としてはトンデモボケと面白ツッコミ両端を使い分けるNちゃんも好き。何はともあれ病を克服し、恙無い猫との暮らしに戻れてよかった。当たり前じゃない当たり前が幸せ。2015/02/14

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