角川oneテーマ21<br> スパークする思考―右脳発想の独創力

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角川oneテーマ21
スパークする思考―右脳発想の独創力

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  • サイズ 新書判/ページ数 182p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784047101678
  • NDC分類 336.04
  • Cコード C0295

内容説明

情報の整理は無駄な努力。革新的アイデアは記憶の連鎖から生まれる。

目次

はじめに 日常を仕事に持ち込むだけで、発想力は向上する
第1章 問題意識がスパークを生む
第2章 アナログ発想で情報を集める
第3章 情報は放っておいて熟成させる
第4章 アイデアを生み育てるアナログ思考
第5章 創造力を高める右脳発想
エピローグ 生活者視点があなたをクリエイティブにする

著者等紹介

内田和成[ウチダカズナリ]
早稲田大学ビジネススクール教授。ボストンコンサルティンググループ(BCG)シニア・アドバイザー。東京大学工学部卒。慶應義塾大学経営学修士(MBA)。日本航空株式会社を経てBCGに入社。2000年6月から04年12月までBCG日本代表を務める。BCGでは、様々な業種・企業を対象に事業戦略、会社戦略などの策定・実行支援並びに人材育成のプロジェクトを数多く経験。06年、米誌にて、「世界の有力コンサルタント25人」に選ばれる。06年4月より早稲田大学商学学術院教授、早稲田大学ビジネススクール教授。専門は競争戦略、リーダーシップ論。サントリー株式会社社外監査役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

デビっちん

10
再読。ひらめきには、きょろきょろする好奇心が大事。スパークに必要なのは、問題意識と自分なりのデータベース。なぜ?なぜ?なぜ?ちょっと待て。問題意識を持ったら、一度手放す。一度問題を脳が認識したら、関連する情報に接すると、脳がその情報を自然と引っかけ、自分のデータベースと化学反応を引き起こす。アウトプットする最終段階までは、型にはまりがちなデジタルのツールよりも、自由で気ままなアナログの手法が良い。自然と情報が引っかかるように、潜在意識と仲良くしておこう。そのために、あれとあれを継続していこう。2015/09/10

naotan

8
『戦略読書日記』から。著者の言う右脳と左脳の話は、楠木建氏の抽象と具体の関係に似ていると思った。連携が大事。2017/02/23

デビっちん

8
この本のテーマは、日ごろの私生活で自然と行っているクリエイティブな発想や行動を、仕事にも取り入れようという内容。問題意識がスパークを生む。集めた情報は整理せず、覚えるようとしない。チェックした情報が、脳の中で混ざり合い、何か新しい情報とふれ合うことですぐにスパークしたり、熟成してからだったりする。集める情報は現場での一次情報が良い。誰でも手に入れられる情報では、面白いアウトプットはできない。公私混同することで、新たな発想が生まれてくる。ロジカルシンキングに代表される左脳でけでなく、イメージの右脳を活用する2014/10/20

Yohei

7
★★★★☆コンサルタントにしては、ひらめきの類を重視した珍しい書。巷にあふれる『仕事のできる方法』とは実は、仕事ではなく、『作業のできる人間になるための方法』でしかない。イノベーションは整理術やロジカルシンキングといった作業効率を高める左脳だけでなく、一見ルーズな右脳によって常識を離れ、情報を熟成させ頭の中のデータベースと自由に化学反応を起こさせるか、その過程を左脳によって邪魔しないことができるかが勝負。2015/09/29

tkokon

6
【早速やってみる】引出しの話は大変参考になった。興味ある分野について引出しを作って、面白い話をそこに放り込む。そのテーマについて話をするときには、引出しから「面白い話」を引っ張り出す。内田氏ほどの業界を代表するコンサルタントでも引き出し20個×20個の話の400個の話が持ちネタだ。無限ではないのだ。引きしの中の話には面白いタグをつければよい。「オフト監督の牛」「宅急便と一万円」「キャプテンの唇」など、引き込まれるタイトルではないか。これやはってみたい。2013/04/17

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