出版社内容情報
知の蓄積の歴史はすなわち「検索」の歴史でもある。文章、画像、動画など多様で膨大なインターネット上のデータを利用するために進化し、今やゲノム解析にも応用され人工知能の基礎となる検索技術の最新状況とは。
内容説明
多様で膨大なデータを扱うために、爆発的な進化を遂げたネット検索。しかし真の意味で情報を活用するには、「集める」「探す」「見つける」「眺める」という“創造のサイクル”を回す必要がある。今や、ゲノム解析や人工知能にも応用される検索技術を、基礎から徹底解説!
目次
第1部 多様化する検索の現在(検索とは何か;テキスト検索エンジンを探検する;画像・映像検索の進化;実世界と紐づいた検索―時間と空間を検索する;さまざまな検索と資料の活用)
第2部 これからの検索(知識をしるす、さがす―ウェブの理想とセマンティックウェブへの道程;記憶術としての検索―検索から連想へ)
著者等紹介
高野明彦[タカノアキヒコ]
国立情報学研究所教授。1956年生まれ。東京大学数学科卒業。博士(理学)。株式会社日立製作所に20年間勤務の後、2001年より現職。東京大学大学院コンピュータ科学専攻教授、立命館大学客員教授を併任。またNPO法人連想出版理事長も務める。専門は関数プログラミング、プログラム変換、連想情報学。研究成果の連想検索エンジンは「新書マップ」「想・IMAGINE」「Webcat Plus」「文化遺産オンライン」など数々のサービスに応用されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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