内容説明
自分はダメなヤツだからと、“張りぼて”の自信で着飾ってはいませんか？そんな自信はすぐにこわれてしまいます。「ダメな自分」を認めたうえで、今できることをがんばってみる。すると、本当の自信がみるみるあふれてきます。まだ気づいていない本当の自信を見つけるための一冊。
目次
１章 自信がないあなたへ（「ない」と認めると「ある」に変わる不思議；ホントは「あるんじゃないか」と疑う ほか）
２章 自分を認める（「私はダメなヤツ」「私はダメでいい」とつぶやく；悩むことで「今の自分」を否定するのをやめる ほか）
３章 自分を肯定する（「食わず嫌い」は、「食べる」ことで変わる；自分の「パターン」をくずしてみる ほか）
４章 自分を信じる（その「考え方」、カン違いから生まれたのかも；「思い込みなんだ」と思い込む ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らじこ
28
心屋さんの文章は読みやすい。そのあまり簡潔で、本当ならある地点を理解するまでにかなりのプロセスがあるところをすっ飛ばしてしまう。簡単な通過点に感じられてしまうけれど、実際はダメな自分でもできることをしよう、という地点までが長いだろうという風にも感じた。内容は頷けるところが多く、癖一つ一つにおける対処法が書かれてあり参考になる。人に厳しかったという心屋さんが今のようになるまでのプロセスに興味が湧いた。この人のようにとは思わないけれど、今できる小さなことでちょっとだけより楽しく、より良くなれたらいいなと思う。2015/12/24
キー
12
心理カウンセラー心屋仁之助氏の2013年の著書。 以前に読んだ心屋氏の著書『今ある「悩み」をズバリ解決します!』と同様のミニコラム集。どちらの著書も、メルマガの書籍化なのかもしれないですね。 全４章で全36節のミニコラム集ではありますが、一応は全編通して、言葉の使い方で潜在意識を変えるというテーマにはなっています。ただ、いいことが書いてあるとはおもうんですけど、本の構成のため書籍としての魅力があまり感じられませんでした。 同じテーマなら、心屋氏の別の著作に、いくつもの魅力的な著作がありましたね。2019/05/23
ダイスケ
10
とても読みやすかったです。参考にしたいところも何点かありました。気持ちの持ちようで良くも悪くもなる、だったらこの場合にはこう考えましょうといった内容です。このジャンルの本で気を付けなくてはならないのが我々読者側がタイトルそのままに大袈裟に捉えてしまう事ですね。そんな簡単な事ではありません。これは"きっかけ"の本です。心屋さんも、変わる"きっかけ"になればと思って書いたと言っています。少しずつ自分が変わった実感がもてるようになれれば良いですよね♪2016/01/15
のり
9
ダメな自分でもいいと認めることで初めて進化をもたらす。不機嫌な人の問題の所有者は相手。目の前のよくない出来事は不運でも不幸でも失敗でもなく、自分の期待に届かなかったただの事実。問題も答えも自分の中。今の自分でも認める、許す、OKを出す。そして楽しむ。心が満たされれば必要以上に求めず、認めてもらおうとしなくていいと思えて不安も消えていく。人が怒るのも理由、権利がある。止めることはできない。そう受け止めるしかない。「なりたくない」と思えば思うほど「なってしまう」。なりたい自分を目指す前に今の自分を認める。2017/02/19
みらいにゃ〜(*´∀｀*)
4
今の自分でも｢認める｣｢許す｣。出来ない自分でもいい。これでいい。生きてるだけでいい。ゆっくりでいい。いつか答えは出る。自己肯定感が揺らいでいるときに読むといい。今のままでいいよ〜。2016/02/22
