角川文庫 角川スニーカー文庫<br> 新ロードス島戦記〈6〉終末の邪教〈下〉

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角川文庫 角川スニーカー文庫
新ロードス島戦記〈6〉終末の邪教〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 276p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044604301
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

破壊の女神の教団との戦いで多くの仲間を失い、自らも瀕死の重傷を負ったスパークは、リーフたちに助けられて、闇の森に潜んでいた。教団に最愛のニースを奪われるという最悪の状況の中、再起を誓うスパークは、かつてベルド皇帝のマーモ統一に力を貸したと伝えられる、最強の戦士たちを求めて森の奥へと向かう!教団との最後の戦いのために!!―悠久の時を紡ぎ、幾万の英雄たちが煌めく、呪われた島ロードスの物語、ここに完結。

著者等紹介

水野良[ミズノリョウ]
作家。1963年、大阪府生まれ。立命館大学法学部卒。大学在学中より、ファンタジー世界とゲームに没頭し、各誌にゲーム紹介等の執筆を始める。86年、コンプティーク誌上でRPGリプレイ「ロードス島戦記」を連載開始し、爆発的な人気を得る。88年には初めての小説『ロードス島戦記 灰色の魔女』でデビュー。以来、小説、ゲームデザインと幅広い活動を展開する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

オーウェン

54
遂にシリーズ最終章の下巻。 なんとかスパークはダークエルフたちに助けられ、反撃のためにニースたちと剣を取る。 一方諸国はマーモの危機に際し、パーンが先頭となってマーモ国に乗り込む。 ファラリス教団や闇の森の部族に加えて、ダークエルフにスパーク公王。 協定を結んだ一同が力を合わせてカーディスに挑む。 これがマーモという国のまとめ方であり、他国とは違う新たなロードスの国の誕生である。 このシリーズは前のシリーズと違ってかなり独特だったが、少なくとも作者が言う恋愛小説だったのは間違いない。2021/11/08

まりも

25
邪神戦争後のロードス島を舞台にした物語の最終巻。カーディス教団との決着を付けるために、ロードス島の総力を挙げた戦いとなる話。1巻当初は男としても王としても未熟だったスパークが、マーモの闇を受け入れ立派な王として戦いに決着を付けたとか非常に感慨深い気持ちになりますね。無印ロードスと比べると残念なところも多かったけど、スパークたちの物語に相応しい終わり方だったと思います。パーンとディードの安定感も素晴らしいわ。あと作中に出てた魔法戦士ってリウイのことかな。スパークとニースは末永く幸せにやって欲しい2016/05/04

しーふぉ

21
ロードス島戦記、ロードス島伝説、新ロードス島戦記と続き、シリーズ終了かな。パーンが大陸に渡ろうか?と考える場面があり、期待しちゃいますよ!2017/11/21

Tetchy

13
冒頭からかつての主人公パーンとディードリット、そしてシリーズを読んでいる人ならばよく知っているある老人が出てくる。そこからシリーズの出演者のオンパレードである。正に最後の物語に相応しいオールスターキャスト総出演である。これこそやはりシリーズを読み通した者が得られる醍醐味だろう。いやあ、堪らないね!パーン、ディードリット、スレインらの成長した姿と自分の成長とが重なるのだから。私にとってもこのシリーズは長い旅路となり、20年以上親しんだこのシリーズの最終巻を読み終えた今、感慨ひとしおだった。2009/12/14

とし

9
数日掛けて一気読み。著者は相変わらず文章が上手くないし、二十年経ってもさほど上達してないんだが、ストーリーテラーとしてこの人が創った世界観と物語、それとネーミングセンスはすごく好きだ。この新シリーズは不幸王・スパーク君と薄幸美少女・ニースの恋愛譚ということに尽きるんだが、勧善懲悪を認めない、善悪併せ呑もうとする作者の気持ちはすごく伝わってくる作品だった。好き嫌いで言えば、パーンが主人公の旧シリーズの方が好きだけれど、青くて愚かな学生時代の気分を思い出させてくれる貴重な時間でもあった。2017/11/27

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