角川文庫<br> ロードス島戦記―灰色の魔女

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角川文庫
ロードス島戦記―灰色の魔女

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  • サイズ 文庫判/ページ数 295p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784044604011
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

30年前の魔神との戦いの傷も癒え、平和の続くロードス島に、新たなる戦乱の兆しが現れ始めていた。暗黒の島マーモの皇帝ベルドが、カノン王国を攻め滅ぼしたのだ。しかも、彼の背後には強大な力を秘めた謎の魔女、カーラの姿があった!その頃、辺境の村ザクソンの青年パーンは、己の正義感の赴くまま、神官のエト、ドワーフの戦士ギム、魔術師スレインらとともに、故郷の村を旅立とうとしていた。自分の前に立ちはだかる、大いなる運命も知らずに…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Die-Go

65
図書館本。30年近く振りの再読。『ドラゴンランス戦記』を読んだついでに懐かしくなって。ロードス島と言う"呪われた"島を舞台に、パーン達冒険者が活躍する剣と魔法の世界のファンタジー。懐かしさであっという間に読み終わったが、矛盾や統一性の無さが目立つなど、文章の拙さは否めない。大人の読書にはちょっと応えられないかも。続きも読みますけどね。★★★☆☆2019/04/06

オーウェン

52
先に魔神との決戦をしたロードス島伝説の方を読んでいたので、パーン達よりは生き残った6人の英雄のその後が気になる感じ。 とはいえパーンとエトのゴブリン退治から、スレインやギムの加入。 そして運命のディートリットとの出会いや、その後も続くことになるウッド・チャック。 紹介編に限らずキャラの魅力はどれも出ているし、後のカシューやアシュラムにバグナードなども姿を現す。 示唆はされていたが、最後のカーラとの戦い。 犠牲を得た勝利は苦いものだが、パーン達の旅は続く。2021/10/25

Tetchy

43
『指輪物語』よりもオイラにとっての剣と魔法とエルフの出てくるファンタジーはこれをおいて他になし。何度読んだことか。そして現在までシリーズは続いており、今も読んでいる。2008/09/28

ちび\\\\٩( 'ω' )و ////

29
中学生の頃友人に進められて読んで見たのが発端だ。その世界観にどハマりしてしまって全巻買って読んだ。人生初の小説は多分これだったと思う。今40歳になって再購入し再読開始だ。大人になってから読むとまた違う感慨がある。パーン、エト、ディード、スレイン、ギム、ウッド、ファーン、ベルド、カーラ。皆個性があり、キャラが際立っていてこの世界観に合っている。再読して気づいたことだが、物語はパッパッパッパッと、駆け足に進んで行く感じだ。忘れかけていた彼らの物語を、再度紐解ける喜びに感謝し、新たな気持ちで読み進めて行きたい。2016/12/04

佐島楓

27
これぞ和製ファンタジー! アニメの記憶がおぼろげにあるのですが、パーンはもうちょっとおっとりしていて、ディードももうちょっとおとなしく優美だったような・・・。旅の過程で変わっていくんでしょうか。次巻へ。2014/03/05

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