角川文庫<br> 黄金拍車―異次元騎士カズマ

角川文庫
黄金拍車―異次元騎士カズマ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 341p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784044302016
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「えっと…和馬クン、あなたが好きです」げっ、全サッカー部員憧れの“ミス東高”からの信じられないラブレター。自慢じゃないけど、今までモテたことないオレに、一生1度の大チャンス。頭に血がのぼり、ドキドキ中、突然襲った大地震―ふうっと、目をあけて、オレはぶっ飛んだ。なんだ、これっ!ローソクに照らし出された紅毛碧眼の顔、顔、顔っ!服装も、部屋のインテリアも、これじやまるで三銃士の世界。左手に肉の焦げる焼印を押され、牢に入れられたオレは、どうなっちゃうんだ。せっかくデート中だったのに!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

4
所謂10年代の異世界物語の父親母親的な存在なんですかね(デルフィニア戦記よりもヤンチャな作風だけれども)。転移して、あれよあれよと騎士となり、陰謀に巻き込まれ、ヒロインたちの次の場所へ。なんかわからないけども強い、戦えるというのは、やっぱり異世界ファンタジーはこれくらいカジュアルなのが正道、王道なのかもしれません。しかし、固有名詞が現実世界ままなのは今の時代では厳しかろう。2022/11/09

うぇす

4
学生トリップ、中世ファンタジー、青春。しっかりした世界観に活力あふれる体育会系主人公。勢いもあり良作です。学生の頃に読みたかった。2011/03/31

柏葉

3
軽快な語り口ながら読ませる、異世界ファンタジー。いきなり中世ヨーロッパ風異世界に召喚され、言葉も分からない中、元の世界へ戻るため騎士を目指す主人公カズマ。大切な仲間や守りたい女ができ、カズマは異世界に馴染んでいく。 なんちゃって異世界ではなく、中世らしき倫理観や風習が残っているのが良し。モデルは百年戦争時のフランスでしょう。理由もなくモテモテになるハーレム小説とは違い、カズマにはモテるだろうと思わせる理由がある。あとがきにある通り、男と男の子のための冒険小説だ。2012/02/19

洪七公

1
個人的には名作だと思っている1988/05/03

Y

1
思ったよりも面白かった。ザラノベという文章だったけども。本当これでもかというくらい軽い文章。だけど、書いてある内容は中々エグかった… 異世界召喚ものだけど、理由もなくただただハーレムになる作品ではないので好感度高い。主人公も異世界ボーナス的な力を持ってはいないし。いうて女性キャラ2人くらいしか出てこないしけども2023/11/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/358688
  • ご注意事項