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内容説明
幾たびかの生活指導にもかかわらず京介と豊花に無視されっ放しの風紀委員長・長谷常彦。その彼がひょんなことから妖術を操る黒獅子を味方につけた。その使い魔を利用して学園を蹂躙し始めた長谷に、京介の矯正術が炸裂する!一方、その京介の知らないところで、彼の術者としての運命を左右する陰謀がうごき始めた。その陰謀と黒獅子の関係とは?そして京介に隠された秘密とは!?大人気学生魔法使いバトルノベル第2弾、登場。
著者等紹介
椎野美由貴[シイノミユキ]
1977年生まれ。埼玉大学中退。第6回角川学園小説大賞において、大賞を受賞。心優しい作家を目指してデビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
有無(ari-nashi)
1
再読。教員から生徒まで全員ろくでもない高校を舞台にした、支配と革命のお話。そして、末端の命が余りにも軽い、光流脈使い達の組織「本家」の内部争い。虹原高校は、いつも誰かが暴れていて悪評が高くても、みんな日常を楽しんでいるから澱みが少ないなんて、良い学校だったんだな。風紀委員や豊花たちによる騒乱のパートは、毒や風刺が強くてコミカルで、少し「動物農場」みたいだった。一方の「本家」も胡散臭い変人やダメ人間の集まりだけれど、こちらは物凄くシビアな世界だ。2021/05/15
縁栞
1
★2 風紀委員があっさり殺人を犯そうとするのがなんとも。 もうちょっと理性を保ちましょうw2017/05/13
鑑真@本の虫
1
伏線をたくさん張ったな、という感じ。風紀委員の暴走がテーマだったけど、主人公以外の生徒たちがあまりにも狂気じみていた。軽々しく、死刑を宣言したり、それに乗ったり。はたまた、簡単に考えを改めたり。現代の大人から見るとこうなんだろうか。2012/07/02
ななみ
0
久しぶりに読んでみた。こんなノリの学校は現実にはないんだろうなと思った。 これから先の展開に必要な伏線があって気になります2013/09/11
佳蘋(よし)
0
再読。