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内容説明
いよいよ魔王として覚醒を始めた鈴蘭。その力を危惧した光の勢力・神殿協会は鈴蘭が闇に魅入られる前に聖女として君臨させようとする。その頃“魔殺商会”を訪れたのは不思議な少女セリア。リップルラップルの旧友というセリアは鈴蘭たちとドタバタした日々を過ごすがセリアを魔女と断定した神殿協会は彼女を殺し、鈴蘭を奪還しようと激突する。果たして勝つのは光か闇か。そして鈴蘭が選んだ道は魔王か聖女か、それとも…。
著者等紹介
林トモアキ[ハヤシトモアキ]
新潟県出身、昭和54年9月17日生まれ。新潟工科専門学校自動車工学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
16
クーガさんがかっこよすぎる。そして鈴蘭は世界の真実を知ったことで聖女になりながらも魔王を目指すというとんでもない存在へ。雑種の志を受け継いだ鈴蘭と母との繋がりである尻尾を切るセリアーナの姿には震えた。終盤に入った事で今迄みたいなわけわからんだけの展開じゃなくなったのはいいですね。セリアーナがミスマルカであのポジションに就いた経緯がすごく気になる。2014/06/15
ささきち
6
表紙がとっても可愛いっすな~合法ロリがいい味出してますわ。今回の主役はクーガーおじさんですよミスマルカから読んでいたからあの場面がちっとも悲しく思えなかったのが残念で仕方がなかったけどもこの作品で1番好きな男キャラです!殺人鬼やら化け物やら勇者とかいろいろ言われているようだけど自分の信念を死ぬまで貫き通す漢ほどカッコイイ存在はいないのですよこういうキャラは幼女に憑かれるのも王道ですよねw2015/06/24
柏葉
6
鈴蘭、聖魔王を目指すの巻。全7巻の5冊目。リップルラップルの友達であるセリアーナが登場。言動が幼く感じるんだが、これがミスマルカのセリアみたいになるの?残り2冊、ギャグ分が多いといいなぁ。2012/03/22
本気・・・
5
クーガーがかっこいい…そして鈴蘭が大きく変わる。これからどうなるのか…2013/11/19
あなほりふくろう
5
キリング・クーガーが超かっこいい回。そして「あんたが”人”の意地を見せてやるんだ」鈴蘭が”雑種”と呼ばれたクーガーおじさんの志を継いで立ち上がった回でもあり。セリアが自分の尻尾を1本切って鈴蘭に渡すシーンが印象的。いい子だなあ...この子が共和国の国防長官として人間世界に関わっているのがピンとこないんだけど、成長したのかな。2012/05/15