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内容説明
東京上空に突如出現した“ヘヴンズゲート”。その空の下、借金のカタに悪の組織「魔殺商会」に連行される少女鈴蘭がいた。艱難辛苦を乗り越えて立派な使いっ走りとなった鈴蘭だったが、神の使い“神殿協会”は彼女を狙い上空より重甲胄部隊を降下させた。彼らの目的は鈴蘭の持つ「魔人」の力。鈴蘭を巡って、神の使いVS神殺しの一族の壮絶な戦いが始まった!魔人、神、現代兵器に日本刀。全世界注目のフルバトルメイドアクション。
著者等紹介
林トモアキ[ハヤシトモアキ]
新潟県出身、昭和54年9月17日生まれ。新潟工科専門学校自動車工学科卒
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
26
なんという超展開。色々とツッコミを入れるべき所はあるんだけど勢いでそれをごまかしているのでまぁいいか。まだ始まったばかりでこれからどうなるのか全然わからんけど作者の事だから色々とぶっ飛んだことになりそうですね。個性のあるキャラがいるってだけでも話が持つのはスゴイな。2014/06/11
柏葉
11
「ミスマルカ興国物語」シリーズをもっと楽しみたいので、筆者の本は手に入る限り制覇する予定。まずは「お・り・が・み」シリーズから。実は再読。約2年前に読んだ時はシリアスとギャグのごちゃ混ぜに耐えられなかったが、そういうものだと思っていれば、読める読める。舞台が現代であるだけに、ファンタジーに撤しきれないのは辛いところ。孤児院育ちの親戚たらい回しって……鈴蘭死んじゃうし。ミスマルカシリーズを知らなければ、やっぱり2巻まで手に取ろうとは思わなかっただろう。シリーズ全覇する予定なので、ぼちぼち読んでいきます。2012/02/19
朝夜
10
『悪の組織だ』再読。綺麗な鈴蘭とみーこさんが懐かしい、鈴蘭が常識のある薄幸少女時代………どうしてああなった(虚ろな目(マテ 何はともあれ聖女と魔王、両方の可能性を秘めた20億の借金を押し付けられた鈴蘭のメイド人生のスタートです(合掌 伊織と翔希とラブコメやってるのが懐かしく感じたわ-2014/01/10
晦夢
10
超展開だね。勢いで駆け抜けた感じ。でもこういうのは嫌いじゃない、ただ読むのが少し疲れるけど。鈴蘭可愛いな。2013/11/23
サキイカスルメ
9
えと、主人公は鈴蘭でいい……のかな?借金20億円の幸薄少女鈴蘭を悪の組織と教会が取り合うようなそうでもないような、最終的にはバトル勃発なお話。暴走機関車のような勢いのあるお話でした。次から次へと出てくる設定と個性的なキャラクターに息切れ気味の自分が……いや、面白かったんですが、うん。最後はいい話だなぁで終わりそうだったのに、そうはいかなかいようですね。可哀想に、鈴蘭(笑)普通だと主人公っぽいのは翔希かなとも思うのですが勇者ですし。伊織は絶対ツンデレ悪役で、みーことリップルが可愛かったです。続きはその内2014/11/28