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内容説明
帝国の宿敵であったローデス連合が今、崩壊しようとしていた。異種生命体ザナックスは容赦なくローデス圏を「伐採」し続けていたのだ。帝国軍参謀チャマーはローデスに休戦を申し入れ、支援物資の警備隊としてケルプをさしむける。だがケルプは、民間人を逃がす僅かな時間を稼ぐため100倍の敵に立ち向かい続けるローデスの兵士たちを放っておけず、みずから最前線に飛び込んでいき…!?壮大なスケールで贈る「でたまか」シリーズ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koning
6
あまりに一気に読んだので感想は最終巻に(え2014/01/13
浮草
4
江戸の火消し作戦。類焼を防ぐために無傷の惑星を破壊する。冷徹な決断をするチャマー。マイドの出番は?起死回生を祈る。2018/06/17
呉藍
4
チャマー……なんだか不器用で不憫オーラが振りまかれているような気がしてならない。もちろん考えあってのことというか、その考えしかないからああなるわけだけど、もしかして彼がマイドと対比な存在になってしまうの? なんだか毎回さめざめと泣いているエリス嬢っていうのもさ! 主要人物たちがそうであるのに対して、名前のない、またはここで出ては消えていく名前の、なんと素晴らしい活躍か。2012/11/12
Humbaba
4
今日と同じ明日,明日と同じ明後日.それが訪れることを信じるのは,もはや当然のことであって,それ以外が起こるなど想定すらしない.たしかに普段はそのようなことは杞憂であり,心配する必要はない.しかし,ごく低い可能性ではあるものの,空が落ちてくることも起こりえる.その兆候が起こったときにどうするべきなのか.現実を認めないだけでは,有効な手段は取れない.2012/01/04
Humbaba
2
命令を下す相手が自分勝手に行動するのならば、それに対して文句を言う事もできる。しかし、その相手が同じ環境に飛び込んで来て同じ苦境で動く場合には文句は言えない。苦しい環境に陥ったとしても、そのような人間と一緒であれば最期まで奮闘しようという気持ちになれる。2017/01/03