- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 角川スニーカー文庫
内容説明
実践戦闘試験をパーフェクトの成績で終了したマイド率いる帝国士官学校でたまか分隊。ところがその直後、彼らのいる衛星にトラブル発生。酸素残量から、救助がくるまでに生き残れるのはたった1人となる。だれが生き残り、だれが死なねばならないか…マイドの下す決断とは!?そののち宇宙の命運を握る“無敵艦隊提督マイド”の少年の日のエピソードのほか5編をふくむ「でたまか」サイドストーリーシリーズ“拾遺録”ここに登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
呉藍
5
この短編集で一番読みごたえがあったのは『リアル・バーチャル・リアル』。刑事VSマイドの心理戦は、いつもはマイド無双な感じなので新鮮。視点が変わるとマイドって相当に不思議というか、ちょっと不気味な青年だなぁ。若者らしくないっていうのが一番の理由だと思うけれど(笑2012/11/12
浮草
4
本編が深刻な時に、外伝で過去の幸せな瞬間を読むとホッとする。2018/05/31
Humbaba
4
相手の隠しておきたいところに逃げ込む。調査するためにその事実に手を付ければ、自分が行った悪行に対して世の中の注目をさせる結果にもなりかねない。成功する保証もなく、かつ成功しても全てがうまくいくことなどありえないのだから、わざわざそのようなものには手を付けない。そえrが大人の考えであり、そう考える人間が多いからこそ安全地帯となる。2015/09/19
Humbaba
3
生き残れるのはたった1人のみ.全員が生き残ろうとすれば,かならず酸素が足りなくなる.そのようなときに,一体何を理由として人物を選択すれば良いのだろうか.しかも,それを選んでいる間にも,タイムリミットは着々と迫ってくる.2012/01/05
和尚
3
ちょっとした外伝の短篇集。こういうのもいいね。2011/08/13