角川文庫 角川スニーカー文庫<br> レディ・ガンナーと二人の皇子〈中〉

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角川文庫 角川スニーカー文庫
レディ・ガンナーと二人の皇子〈中〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 253p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044231064
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

皇太子は作るもの!?―側室が産んだ男の子の中から優秀な子を皇太子に選び、その母親を王妃にする―このエルディア王国独特の皇太子レースをめぐる事件に、いい加減うんざりしていたキャサリンだったが、暗殺から一度は命を助けた皇太子候補の少年の秘密をダムーたち用心棒から聞き、ついに決意した。「このまま黙って見ていることはできない!!」奇妙で独善的な因習に、レディ・ガンナーが悪戦苦闘する、シリーズ屈指の大長編中巻。

著者等紹介

茅田砂胡[カヤタスナコ]
東京都生まれ。1992年『デルフィニアの姫将軍』(大陸書房)でデビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

エンブレムT

45
シリーズ中、一番面白いのでは?エルディア国の特殊っぷりが、眉をひそめるのを通り越して「こんなキテレツ設定、よく考えつくよなぁ」ってな方向で面白がれるレベルにまで到達しております(笑)キャサリンをブチ切れさせる酷い言動を繰り返していた『おぼっちゃま』すら、国の犠牲者であるということが納得できる巻でした。ダムーたちインシード組やアナザーレイス組を敵にまわした悪役たちがどんな制裁を受けるのか、皇太子レースの闇の部分をどうするのか、落とし前の付け方は想像つかないけど、状況が悪化するほど楽しみが増えていく感じですw2014/06/27

ひー坊

9
フェルナンドは糞生意気で頭にきてたけど、流石に憐れよね。これを読んで朝鮮人もフェルナンドと同じで全く馬鹿馬鹿しい知識しか教わっていないのだと思うと、やっぱり哀れになってきたわ。無知は罪深いとは言え、そう教え込まれて育ってしまったのは、彼らのせいではないものね。北も南も、哀れね。日本人で良かったわ。2019/12/03

chiwa

8
わがまま王子がだんだん変わっていくのがかわいかった。2010/02/27

みとん

7
さすがレディ・ガンナーですね。っていうか、今回はガンナーではなかったから、名探偵キャサリンにすべき(笑)キャサリンが頑張るとダムーたちの活躍が少なくなるし、ダムーたちが大暴れするとキャサリンの活躍が・・・。なかなか難しいバランスですが、下巻ではキャサリンの調査でわかったことに基づき、両者の大活躍が見られることと思います。それにしても、あれだけ「腹立つ坊っちゃん」だったのがすごい変わり様。一番可哀想だったのはフェルナンドでしたね。誰を信じるべきか、疑心暗鬼に陥るだろうが、キャサリンが一緒ならなんとかなるか。2017/05/23

紅蓮

7
もう一気に下巻まで読み進む勢いですが、なんといっても白頭鷲のドーザさんをうっかり持ち上げようとしてしまったキャサリンのくだりが・・・((´∀`*))ヶラヶラ ニーナのハラハラがものすっごく伝わってきましたよ・・・。こういうお話の進め方が茅田さんらしいんですよね。后八家の方はどんどん危なくなってきてますが、フェルナンドくんはどうなってしまうのかな。今のままじゃとても世間にでてはやっていけないだろうけど、やっぱりキャサリンの教育的指導がガンガン入るんだろうなー(笑)2013/12/13

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