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内容説明
人類が宇宙に人口のはけ口を求めて、はや2世紀がたとうとしていた。地球のまわりには、巨大な人工の植民島がいくつも浮かび、その中で暮す人々と、地球に住む人々の心は離れてゆくばかりだった。そんな時代…。南洋の島で育った青年アフランシ・シャアは、嵐の夜、長老の遺言をうけとる。「お前は宇宙に出なさい…」。嵐が導いた人型の機械と共に、アフランシの冒険がはじまる。その行く手に待つものは?―巨星・富野由悠季が新たに挑戦するニュータイプ・ノベル、待望の登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ryuetto
5
エヴァリー・キーというヒロインがうざったくて、主人公と別れる別れると言いながら、いつまでもどこまでもついてくるのでどうしたものかと思った。このまま、宇宙まで一緒に行くのかと思い始めた頃、ようやく別れたので少し安心したが。最終的に、主人公がエヴァリーの元に帰ってくる物語になるのだろうか? そのぐらいの方が良いな、と期待しつつ、続きを待ちます。2014/09/23
森矢司
2
二巻以降を読む機会ができたので再読。シャアの再来。そして彼に従う者たち。数十年という時間が流れても人を惹き付け動かす力を持ち、狡猾な彼はやはり相応のカリスマ性があるのでしょう。ウリアンという少年は敵のようだがどう反応していくのか続きが楽しみ。2012/09/28
黒蜜
1
昔読んだ本シリーズ。連載時は『機動戦士ガイアギア』だったはず。アムロとシャアに連ならない物語が登場するようになるとは思わなかったな。それどころか全く別世界の話が出るようになるとは。2019/11/30
北白川にゃんこ
1
南国シャアの宇宙への旅立ち。富野監督の詩的センスがかなり凄い小説だぞ!2016/04/06
森矢司
1
Vガンダムよりも未来の宇宙世紀にも関わらずシャアとジオンが歴史に語り継がれているのは時代の転換の中でも衝撃的な事象だったからか。ホンコンの描写が世紀末チックだったりZの某MSが出ていたり面白かったです。2012/04/22