内容説明
町人文化が花開く１７１３年、徳川家継は、齢五つにして七代将軍に就任する。摂政を務める能役者あがりの側用人・間部詮房と若く美しい将軍生母・月光院は深い仲にあり、大奥総取締の絵島が身を盾にして守っていた。一方、大老の秋元と先代正室の天英院は、間部らの失脚を画策。ある日、絵島は寺社詣の帰りに用意された歌舞伎を観劇し、生島新五郎に心を動かされる。一世一代の恋は大奥史上最大のスキャンダルへ転じていく。
著者等紹介
浅野妙子［アサノタエコ］
シナリオライター。主なドラマ作品に「ミセスシンデレラ」「ラブジェネレーション」「神様、もう少しだけ」「パーフェクト ラブ！」「大奥」「大奥 第一章」「大奥 華の乱」「純情きらり」他。最新作は映画『大奥』（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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雨巫女。@新潮部
12
《私-蔵書》仲間由紀恵さん主演。映画は、観ていない。でも、観たかった作品。江島と生島は、出逢えてよかったと、思う。2016/09/21
asami
5
☆4.5 再読。 高校生の時に映画を観て、とても印象に残っている。登場人物を思い浮かべながら読んだ。 ノベライズなので、本だけ読むととても軽いし、テンポが早すぎる。 でもやっぱりストーリー的にはすごく好きです。2018/11/10
そーだ
3
あ33-5 再読。浅野妙子脚本のフジテレビ『大奥』シリーズの4作目にして、映画版(2006年上映)。時代は7代目の幼将軍・家継の御代。主人公は江島生島事件で名高い絵島。ストーリーはこれまでと比べて面白味はあまりないけど、過去のシリーズの役者さんたちが多数出演している。春日局とお江与様と孝子様(初島)と瀧山が仲良くしてたり、家光と綱吉が顔馴染みだったり、家光と家定(柳沢吉保)がライバルだったりと、役者さんを意識しながら読むと中々楽しい。2016/01/19
ユリ
2
絵島の月光院への忠誠心に感服。清廉潔白。そして何より潔い。きっぱりと割り切る姿勢から彼女の芯の強さを感じさせられる。さすがの大奥総取締役。「この人」なら女中たちに信頼されるのも納得('_')2014/09/27
みや
2
手放す前に再読2014/07/01
