角川文庫
お稲荷さんの路地

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 253p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043440030
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

東京・銀座一丁目の路地に、幸稲荷がある。銀座のお稲荷さんは現代では珍しく、飲食店の多い銀座の路地でも、ここは路地らしい路地の一つ。著者の経営する小料理屋「卯波」は、そんな路地にある。著者は安房鴨川生まれ。「卯波」は、潮の香のする安房料理と、女将との会話を楽しみたい常連客が多く訪れる。いつまでも年をとらない著者は、女流俳人としても大活躍。俳句と出会い、人に恵まれたことが、今日の幸せにつながった。日々の暮らしの中で、人びととのあたたかい交流を描く随筆30篇。

目次

1(新年さまざま;数々の手紙;無人駅;豆腐まつり;米 ほか)
2(戻り鰹;捻挫;救急車;瑞法尼;タクシー運転手;築地寺町;煙草;鯨;団地住まい;鞄交換;台風の夜;ポスター)
3(舞茸;牡丹焚火;年末雑記;骨折;蕪鍋;さくらの頃)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

読み人知らず

1
なぜこの本を買ったのかわからないが、まあまあ面白かった。海苔巻きの句がかわいらしく好きだった。2016/11/15

青山潤子

1
瀬戸内寂聴の小説で、知っていた鈴木真砂女の随筆。かなりの面白さ。俳人、母、女としての人生の鮮やかしてさよ!2012/07/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2473145
  • ご注意事項