感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
逸果ゆずみ
1
女と愛についての参考にするため通読。寂聴さんの包み隠さないズバズバッとした筆致が気持ちいい。昭和53年初版発行の古い本だけれど、女という立場についてや、男女の心のあれこれなんかは、そんなに大きく変化していないと思った。…と書きつつ、自身はまともに恋人ができたり付き合ったりという経験がないので、本の内容がまだまだ予備知識として頭の片隅に置いておこう、程度の認識になってしまう。未来に読んだとき、更なる理解を楽しめることを祈って保存することにする。自分の知らない戦中の女の姿も垣間見られ、新鮮でした。2014/07/13
しろっぽいナニカ
0
寂聴さんの立場から書いた愛というロジック?いや違う。愛という暴力めいたい怪物或いは慈愛の愛を描いた本?色んな視点から見ればみるほど愛というワードはその言葉自体は端的でも奥が深い。 その解釈は人様々であるのだけどもその当時の女性たち、女性側から見た愛とはなんなのか?を分かり易く説明している。僕は当時この本を買った時は高校生だったが今こうして読んでみると年齢事に愛への価値観、男女とはなんなのか?という考え、問いは変わるものだとつくづく実感した。 古い考え方ばかりだと思えるかもしれないけど、それでも時代が変わっ2012/02/22
ミアロ
0
古い本なんで今と女性像が違う。 だんだんと女性の性の意識が変わって来てる、とは書いてるが今よりはるかに古くさい思想を当時の世の女性たちは考えてた。 30年以上の前の女性たちはこう考えてたかと知ることは出来るが、今から見ると読む価値はないに等しい。2010/12/08
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