あさとほ

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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784041126097
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報



新名 智[ニイナ サトシ]
著・文・その他

内容説明

幼い頃、夏日の目の前で双子の妹・青葉は「消失した」。両親を含めた誰もが青葉のことを忘れ、彼女を覚えているのは、夏日と、消失の瞬間を一緒に目撃した幼馴染の明人だけだった。青葉を忘れられないまま大学生になった夏日は、卒論指導の教授が失踪したとの報せを受ける。先生は、平安時代に存在したがその後失われてしまった「あさとほ」という物語を調べていたらしい。先生の行方と未詳の物語「あさとほ」を追う夏日は、十数年ぶりに明人と再会し、共に調査を始めるが―。ふたりが「行方不明の物語」の正体に辿り着くとき、現実は大きくその姿を変える。

著者等紹介

新名智[ニイナサトシ]
1992年生まれ。長野県上伊那郡辰野町出身。2021年「虚魚」で第41回横溝正史ミステリ&ホラー大賞“大賞”を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。