出版社内容情報
八雲の宿敵・七瀬美雪の手により、晴香が拉致されてしまう。晴香の居場所を探す鍵は、四つの心霊現象のどこかに隠されているというのだが……タイムリミットが迫る中、八雲は重大な決断を迫られる。
内容説明
八雲の宿敵・七瀬美雪の手により、晴香が拉致されてしまう。晴香の居場所を探す鍵は、八雲の元に持ち込まれた四つの心霊現象のどこかに隠されているというのだが…迫るタイムリミットの中、八雲は重大な決断を迫られる。
著者等紹介
神永学[カミナガマナブ]
1974年山梨県生まれ。2004年『心霊探偵八雲赤い瞳は知っている』でプロデビュー。エンタテインメント性の高いストーリーと、スピード感のある映像的な文章で圧倒的な支持を集め、小説のほかに舞台脚本も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雅
58
ハラハラしながらも最後はハッピーエンドだろうなと思っていたらまさかの展開。しかも次巻へ続くとは…2019/08/04
チアモン
51
えーっ。ラストはここで!?続きがとっても気になります。晴香ちゃん頑張って。クライマックスにどんどん近づいてるのは分かるけどここで終わりにするなんて・・・。「あなたは愛する人の為に、何を犠牲にしますか?」八雲は今後何を犠牲にするのか。次巻がとても待ち遠しい。2019/05/19
しゅてふぁん
44
ついに最終決戦!相手が本気でかかってきた。晴香は毎度毎度大変な目に遭ってばっかりで気の毒すぎるよ。でも八雲が何でもない日常の大切さに気付けてよかった。続きが気になって仕方ないのに、次に出るのはアナザーストーリーですか、、、次が最終巻かな?楽しみに待つ!2020/03/10
ゆきちん
36
いつもの愉快な仲間といつも通りの展開…がウリ?だったこのシリーズにやっとヤマ場が。クライマックスがやってまいりました。七瀬美雪がはりめぐらせる八雲を追い詰めるための沢山の罠。ラストはまさに大手。こんなところで「続く」なんて!次巻でいよいよラストなんでしょうか。この作家さんのエンドマーク。楽しみです!2019/04/21
ぽんすけ
35
遂にこうなっちまったよ!前巻の最後でサイコパス美雪が「あなたの一番大切なもの奪ってあげる」とか言ってたやん!一人で晴香帰らせるのあかんやつやん。あんぽんたーん!って読みながら突っ込んでた11巻。前巻以上に弱って苦しむ八雲君が見れる美味しい巻でもありました。いい男が苦悩する姿は好物であります!八雲は元々他者絶拒派で、自分が色んな人との繋がりの中で生きてるって自覚する前だったら、美雪もこういうやり方は取ってこなかったんだろうな~。何にせよ嫌がらせにかけては他の追随を許さないねちっこさ。そして晴香生きるんだ! 2020/11/22