角川文庫<br> 光秀の定理

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角川文庫
光秀の定理

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  • サイズ 文庫判/ページ数 464p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041028100
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

厳然たる「定理」が歴史と人生を解き明かす、全く新しい歴史小説が誕生!【話題沸騰 『信長の原理』 の姉妹編!】

明智光秀はなぜ瞬く間に出世し、信長と相前後して滅びたのか――。

厳然たる「定理」が解き明かす、乱世と人間の本質。
各界絶賛の全く新しい歴史小説、ここに誕生!

永禄3(1560)年の京。
牢人中の明智光秀は、若き兵法者の新九郎、辻博打を行う破戒僧・愚息と運命の出会いを果たす。
光秀は幕臣となった後も二人と交流を続ける。やがて織田信長に仕えた光秀は、初陣で長光寺城攻めを命じられた。
敵の戦略に焦る中、愚息が得意とした「四つの椀」の博打を思い出すが――。
何故、人は必死に生きながらも、滅びゆく者と生き延びる者に分かれるのか。
革命的歴史小説、待望の文庫化!

解説・篠田節子


垣根 涼介[カキネ リョウスケ]
著・文・その他

内容説明

永禄三(1560)年の京。牢人中の明智光秀は、若き兵法者の新九郎、辻博打を行う破戒僧・愚息と運命の出会いを果たす。光秀は幕臣となった後も二人と交流を続ける。やがて織田信長に仕えた光秀は、初陣で長光寺城攻めを命じられた。敵の戦略に焦る中、愚息が得意とした「四つの椀」の博打を思い出すが―。何故、人は必死に生きながらも、滅びゆく者と生き延びる者に分れるのか。革命的歴史小説、待望の文庫化!

著者等紹介

垣根涼介[カキネリョウスケ]
1966年長崎県生まれ。筑波大学卒。2000年『午前三時のルースター』でサントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞し、デビュー。04年『ワイルド・ソウル』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞、大藪春彦賞の史上初の三冠に輝き、05年『君たちに明日はない』で山本周五郎賞を受賞。16年、歴史時代小説第2弾『室町無頼』は「本屋が選ぶ時代小説大賞」を受賞、「2016年歴史・時代小説ベスト10」(「週刊朝日」主催)第1位となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

三代目 びあだいまおう

317
これこそが明智光秀のリアルでは?解説にもあるが我々の光秀像は『信長にいじめられた挙げ句にブチ切れ、クーデターを起こして三日天下』という認識であろう。本作は構成からして面白い。光秀を語るに殆ど光秀自身の視点を盛り込まない斬新な手法。人心掌握、これをスキルとするならば身に付けた者は億万の財と究極の我が儘が約束されるであろう!物事や人の心を単なる『点』で考えず、その生き方·背景·価値観を想像して『線』『面』で捉える意義!時代を変えし光秀の不器用なまでの葛藤に、日本を変えた明治維新に通ずる何かを感じた傑作‼️🙇2020/04/09

あきぽん

194
2020年大河ドラマの主人公は明智光秀。人望なきインテリというネガティブイメージが強い人物だけど、本書は彼の「誠実さ」を前面にだしてネガティブイメージを払拭している。家族を愛し、友を愛し、領地に善政をしいた光秀。果たして長谷川博己はどれだけ光秀にポジティブイメージを与えられるのだろう?2019/09/24

mariya926

164
今までは女性の書く江戸時代の物語を堪能していましたが、男性が書く時代小説も面白いです♪この本はメインは光秀ですが、新九郎の成長物語みたいな感じでも読めます。また煕子が「頭の巡りが速い、ということではない。賢い。そしてそれは、自己への憐憫、あるいは自己の立場を置き忘れた人にしか訪れない」この存在は今の時代でも夫に大切にされるしかない存在だと感じ、細川ガラシャの立場からしか読んだことがなかったので、違う立場から見れたのが今回の醍醐味でした。「生き方変えられぬ者は、生き残れぬ」は今の時代でも言えると思います。2019/08/10

nico🐬波待ち中

147
光秀のことをこんなに魅力的に感じたことは今までなかった。私の中にあった光秀に対する負の感情がひっくり返る。それは光秀を最後まで「十兵衛」と親しく呼ぶ、愚息と新九郎の存在によるものに他ならない。乱世をあくまでも自由気儘に生きる二人と、そんな二人の生き様を羨ましく思いつつも、その血筋と性格により叶うことのできない光秀。これらの対比により光秀に対する親しみがわく。不器用な光秀は乱世を生き抜くことには不向きであったけれど、人としての魅力を感じられずにはいられない。数学を掛け合わせた歴史小説は新鮮で面白かった。2019/02/05

🅼🆈½ ユニス™

146
ちっぽけなクイズを投げかけながら展開する明智光秀の出世物語が面白い。光秀の、というよりは愚息と新九郎の物語と言った方が良いかも知れない。単なるミステリー歴史ものではなく、まったく新しい歴史エンターテインメントを描く著者、垣根涼介さんはやはり凄い!そして、やはり失望させない❗️2019/05/30

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