角川文庫<br> インフェルノ〈中〉

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角川文庫
インフェルノ〈中〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 296p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041025048
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

次々と襲いかかる危機、ラングドン教授は生きてイタリアを脱出できるのか?

医師シエナとともにヴェッキオ宮殿に向かったラングドン教授は、ダンテのデスマスクを盗み出す不審人物の監視カメラ画像を見て、驚愕する。一方、デスマスクの所有者で大富豪のゾブリストは、壮大な野望の持ち主だった。彼は「人類は滅亡の危機に瀕している」と主張し、人口問題の過激な解決案を繰り広げ、WHO〈世界保健機関〉と対立していた。デスマスクに仕込まれた暗号には、恐ろしい野望が隠されていた――。

内容説明

医師シエナとともにヴェッキオ宮殿に向かったラングドン教授は、ダンテのデスマスクを盗み出す不審人物の監視カメラ映像を見て、驚愕する。一方、デスマスクの所有者で大富豪のゾブリストは、壮大な野望の持ち主だった。彼は「人類は滅亡の危機に瀕している」と主張し、人口問題の過激な解決案を繰り広げ、WHO“世界保健機関”と対立していた。デスマスクに仕込まれた暗号には、恐ろしい野望が隠されていた―。

著者等紹介

ブラウン,ダン[ブラウン,ダン] [Brown,Dan]
1964~。米ニューハンプシャー生まれ。アマースト大学を卒業後、英語教師から作家へ転身。1998年『パズル・パレス』でデビュー。2003年、4作目となる『ダ・ヴィンチ・コード』を刊行、1週目からベストセラーランキング1位を獲得し、各国でも次々に翻訳出版され、社会現象といえるほどの驚異的な売れ行きとなる。父は数学者、母は宗教音楽家、そして妻は美術史研究者であり画家でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ヴェネツィア

459
物語のプロットを複雑にする因子であると思われた孤独なスナイパーだったが、いともあっさりと姿を消す。代わっていかにも怪しげな(正体はおおよそ推測できるが)人物が登場する。ダン・ブラウンは、根幹のアイディアは別として、少なくても本書においては緻密な構想の下に物語を書いたのではなさそうだ。あるいは下巻ではこれが統合されて、読者は驚嘆するのかも知れないが。そして、この巻ではダンテの詩句に基づいた暗号解読の要素が濃厚になるが、中世的なイメージに粉飾されてはいるが、謎解きとしては弱いように思われる。2019/09/04

れみ

205
追っ手から身を隠しながらデスマスクに書かれた文章の解読を進めるラングドンとシエナ。そこに新たに加わった人物の正体がびっくりではあるけど消去法から行って予想通りという気もする^^;ラングドンが関わった人々(とくにシンスキー)の視点でここまでの経緯が語られることで失われた記憶の部分が分かってきたけど彼自身の記憶が戻らないと何が起こったのか分からない部分もあるみたいだから下巻での展開を読むのが楽しみ。2016/10/27

ジェンダー

188
街並みや美術館など想像がかき立てられて一度行ってみたくなる!軽さで文庫本にしたから上中下にしたけどハ-ドの上下にしても良かったかも!少しずつラングドンが記憶喪失になってた行動とイタリアにいるわけが明らかになってきたラングドン達に接触してきたフェリス。味方と行って共にしてるけど本当に味方か敵か測りかねる中行動を共に。シンスキ-とゾブリストに依頼された機構の総監と接触により少しゾブリストの狙いがわかってきて結末がめっちゃ楽しみ!2024/03/23

ehirano1

157
#展開さらに加速。#ヴァエンサ終了のお知らせ。#「チェルカ・トローヴァ=cerca trova=尋ねよ、さらば見いださん」、覚えておきたい言葉。#Wikipedia登場。#ゾブリストよ、お前は何様のつもりだ!#やっぱり、イタリア語とラテン語が分かればもっとニヤニヤできるのに。2018/10/06

mariya926

128
人口を減らす陰謀説は聞いたことがありますが、コロナも影響があるのかな?いつもラングドンの近くに首謀者がいるのに、最後の最後で気がつくパターンが多い気がします。それとラングドンと仲のいい研究者が必ず犠牲になっている…。顔が広いので仲のいい研究者は多い気がしますが。そして脳の手術をしたのに、そんなにハードに動いてもいいの?と色々な疑問と共に読んでいます。正直ミステリー的にはサッパリ予測すら出来ないので、そんな事ばかり気にしていますが(笑)閉所恐怖症より事件に巻き込まれることをそろそろ気にした方が…(笑)2020/04/05

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