出版社内容情報
『ダ・ヴィンチ・コード』のラングドンシリーズ第三弾!
キリストの聖杯を巡る事件から数年後。ラングドンは旧友であるフリーメイソン最高幹部ピーター・ソロモンから急遽講演を依頼される。会場に駆けつけた彼を待ち受けていたのは、切断されたピーターの右手首だった!
内容説明
世界最大の秘密結社、フリーメイソン。その最高位である歴史学者のピーター・ソロモンに代理で基調講演を頼まれたラングドンは、ワシントンDCへと向かう。しかし会場であるはずの連邦議会議事堂の“ロタンダ”でラングドンを待ち受けていたのは、ピーターの切断された右手首だった!そこには第一の暗号が。ピーターからあるものを託されたラングドンは、CIA保安局局長から、国家の安全保障に関わる暗号解読を依頼されるが。
著者等紹介
ブラウン,ダン[ブラウン,ダン][Brown,Dan]
1964~。米ニューハンプシャー生まれ。アマースト大学を卒業後、英語教師から作家へ転身。1998年『パズル・パレス』でデビュー。2003年、4作目となる『ダ・ヴィンチ・コード』を刊行、1週目からベストセラーランキング1位を獲得し、各国でも次々に翻訳出版され、社会現象といえるほどの驚異的な売れ行きとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
175
ダビンチコードと同様の雰囲気。フリーメイソン,ワシントンDC,スミソニアン博物館。キャサリンとピーターのソロモン兄妹。ピーターから呼び出されたラングドンが出向くと事件が。読み進むうちに,何が現実で何が創作かが分からなくなるところが不安。そんなかっこいい人生もあるんだろうな。発見角川2013/08/28
ehirano1
167
恥ずかしながら「純粋知性科学」なるものを初めて知り、物凄く興味を持ちました(そっちかよwww)。相変わらずのスピード感で全くだらけませんし、時折登場する「純粋知性科学」に心が搔き立てられます。あっという間に終わった上巻、はてさて中巻の展開が楽しみです。2023/11/13
mariya926
132
ラングドン教授のシリーズ3作目でした。先にインフェルノを読んでいました。今回はフリーメイソンの真相に迫りつつも、陰謀説と誤解されている…という感じなのですね。33段階目の議長の手首が出てくるのに、フリーメイソンからは何も言われないのかな?この作家さんは、顔も存じないですが、カトリック教会をズタボロに暴いたり、訴えられたりしないのか不安になります。大体1冊目で不安を感じて、2冊目3三冊目でラストが気になり一気読みが多いシリーズですが(笑)今回は古代の知恵も気になります。2021/07/10
absinthe
107
無残にも切り取られ、残された親友の手。謎のピラミッドの手がかりを追ってワシントンの連邦議会議事堂を駆け巡るラングドン。スピード感は相変わらず、さすがダンブラウン。量子力学と心理学の融合?人間原理の拡大解釈だろうか?うーん。嫌な予感。量子力学をこうやって拡大解釈する話は正直引いてしまうが、ダンブラウンだから面白くしてくれるに違いない。中巻へ続く。本来ならあり得ない面子による捜査開始だが、納得させてしまう力量はさすが。 2016/03/03
どんちん
95
久しぶりのラングドンシリーズ。この展開は、まさにダン・ブラウン作品だ。前2作と同様にこの展開が交差するところはいつかとドキドキしながら…なんだ、上巻では、やはり交差しないんだぁ!とわかっていながらも、出し惜しみするなぁって感じですw まぁ中巻ではきっと、スピード感(ドタバタ的?)ある展開の中で交差するのであろうとは思っているがww 嘘か真かわからない?講釈(ウンチク?)に毎度毎度感心しつつ…どんなびっくりが待っているか、いざ中巻へ!2014/05/06