MF文庫J
魔弾の王と戦姫(ヴァナディース)〈17〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 323p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784040693484
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

大ヒット最強美少女ファンタジー戦記、第17弾!

内容説明

エレンとフィグネリアはそれぞれ軍を率いて相対した。雪の降る戦場で、傭兵時代の因縁を終わらせるために、また戦姫としての誇りを賭けて、二人は戦うが、エレンを助けようと、リムは思いがけない行動をとる。一方、ティグルはガヌロンと決着をつけるべく、単身で王都を抜け出して荒野を行く。魔物たちによって恐ろしい変貌を遂げつつある世界で、ティグルは勝利をつかむことができるのか。それともティル=ナ=ファが地上に降臨してしまうのか。そして、ジスタート王宮の完全掌握にあと一歩というところまで迫ったヴァレンティナに対抗するために、ソフィーを始めとする戦姫たちがとる行動とは?大ヒット最強美少女ファンタジー戦記の最高峰、第17弾!

著者等紹介

川口士[カワグチツカサ]
1979年生まれ。2006年、第18回富士見ファンタジア長編小説大賞にて『戦鬼』で大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりも

44
ティグルと戦姫が最後の戦いへ向けて動き出す第17弾。エレンとフィグネリア、ティグルとガヌロン。それぞれの決着がつく話。表紙から予想は出来たけど、やっぱり最終巻じゃなかったのね。物語もいよいよ完結が近づき、それぞれ因縁の相手と決着がついたわけですが、ラストがこれまた衝撃的でしたね。ガヌロンとの戦いを終えたばかりだというのに、かつてない危機的状況に陥ってしまうとは。ティグル達はヴァレンティナを止める事が出来るのか。そしてソフィーは無事なのか。最終巻が今から楽しみで仕方がありません。早く読みたいわ。2017/07/23

よっち

42
それぞれ軍を率いて相対したエレンとフィグネリアの直接対決。一方ティグルはガヌロンと決着をつけるべく、単身で王都を抜け出して荒野を行く第十六弾。展開が大きく動き出したり意外な過去と繋がりが見えてきたり、いくつかのこれまでの因縁に決着がついたりと物語として終盤に向かっているのを改めて実感しますが、ティグルがついにひとつの決心をした一方で、決着の代償によってアドバンテージだったはずが危機的状況に陥った最後の場面からどういう結末に繋げてゆくのか、あと一巻で終わるのは寂しいですが最終巻を楽しみに待ちたいと思います。2017/07/21

2匹のニャンコ世話担当

31
最終かと思われたけども、収まりをうまく終いたいと思われたのか、次巻へ。ガヌロンの企みを薄々勘付きつつも、対峙して悪女神を憑りつかされて危機を迎えた。ティグルを慕う戦姫は化けたガヌロンを屠るために、神器の力を使い切った。もうここからは絶体的なピンチになるわけで、ティグルはいかに黒弓の力と運をも味方につけて、エレンらを助けて大いなる王への王道を突き進めるのか期待ですね。2017/10/27

ナカショー

29
この巻で終わる予定だったはずが、もう一冊伸びるという嬉しい誤算。ついにガヌロンとティグルの戦いに決着がついてホッとしたのもつかの間、駆けつけたエレン達戦姫の竜具が暫く使用不能になってしまいました。このハンデをどの様に覆していくのか考えてた矢先にソフィーが…な状況になってしまいました。最終巻、どの様な終わり方になるのか今から非常に楽しみです。2017/07/23

AKF-ZERO

25
久しぶりに読んだら、ジスタードの貴族キャラが多すぎて、誰が誰だか思い出すのに一苦労でした(苦笑 要所要所でリムの活躍が目立ち、双剣をかまえたときなんかはどこぞの弓兵の、「別に倒してしまって構わんのだろう?」の名ゼリフが思い浮かびました。双剣使いは男女問わずロマンがあると思うのです(真顔 さて、次巻はいよいよ最終巻。まさか腹黒いあのキャラがラスボスとはちょっと意外でしたが、長かったこのシリーズも終わりを迎えようとしています。どうか大団円で終わるよう願いつつ、続きを読みたいと思います。2017/12/05

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