MF文庫J<br> ワキヤくんの主役理論

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MF文庫J
ワキヤくんの主役理論

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  • サイズ 文庫判/ページ数 264p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784040693477
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

主役男vs脇役女。同棲から始まるおかしな青春勝負青春を最大限楽しむためのメソッド《主役理論》を掲げ、夢の一人暮らしを勝ち取った俺・我喜屋未那。隣に住む少女・友利叶も一人暮らしで、クラスメイトで、バイト先も趣味嗜好も全てが同じ……なのに俺と真逆の《脇役哲学》を掲げる、決して相容れない天敵だった! そんな叶との口喧嘩の果て、同時に部屋の壁を蹴破ってしまい、何故か同棲する羽目に。そして俺たちは、やはり同時に考えた――これは戦争だ、と。
「そのさもしい青春に嫌気が差したら、いつでも言ってくれればいいぜ?」
「そっちこそ、煩わしい人間関係に嫌気が差したら、いつでも頼ってくれていいよ」
俺の《主役理論》と叶の《脇役哲学》、どちらが正しいかこの同棲で白黒つけようか!

涼暮 皐[スズクレ コウ]
著・文・その他

すし*[スシ]
イラスト

内容説明

青春を最大限楽しむためのメソッド“主役理論”を掲げ、夢の一人暮らしを勝ち取った俺・我喜屋未那。隣に住む少女・友利叶も一人暮らしで、クラスメイトで、バイト先も趣味嗜好も全てが同じ…なのに俺と真逆の“脇役哲学”を掲げる、決して相容れない天敵だった!そんな叶との口喧嘩の果て、同時に部屋の壁を蹴破ってしまい、何故か同棲する羽目に。そして俺たちは、やはり同時に考えた―これは戦争だ、と。俺の“主役理論”と叶の“脇役哲学”、どちらが正しいかこの同棲で白黒つけようか!

著者等紹介

涼暮皐[スズクレコウ]
作家。新潟生まれ、埼玉育ち(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

50
高校入学を機に「主役理論」を掲げ夢の一人暮らしを勝ち取った我喜屋未那。彼が隣に住むクラスメイトで、バイト先も趣味嗜好も同じなのに真逆の「脇役哲学」を掲げる少女・友利叶と遭遇する青春小説。運命的出会いなのに相容れない天敵な二人が部屋の壁を壊してしまったことで始まる疑似同棲生活。脇役哲学がややしっくり来なかった感はありますけど、暑苦しくてやる気が空回る未那とやる気がないデキる女なのに振り回される叶が繰り広げる、いがみ合いながらも息の合ったやり取りが楽しかったです。接続章がどう今後に繋がるのか気になりますね。 2017/09/30

まりも

49
青春を最大限楽しむための「主役理論」を掲げる少年と、真逆の「脇役理論」を掲げる少女の奇妙な同棲生活を描く青春物語。こういう作品を待っていた。同じ想いを抱え、同じような感性を持っているけど、根っこの部分だけが正反対。そんな噛み合ってるのに噛み合わない二人のやり取りが絶妙で終始ニヤニヤが止まりません。もうね、早く付き合っちゃえよと。そしてそんな二人がお互い真正面から向き合い、ぶつかりながらも絆を深め青春を過ごしていくんだから、これはもう控えめに言って面白い。続きが楽しみなシリーズです。次巻早く読みたいな。2017/09/28

ラノベの王女様

31
色鮮やかな人間関係を構築するための《主役理論》を掲げる少年と、煩わしい人間関係を回避するための《脇役哲学》を掲げる少女が対立し、どちらの考えが正しいか決着を付けようとする物語。―――鏡の向こうの自分を相手に、信じる青春を証明する。根っこの哲学は正反対のスタンスであるものの、互いに理解し、融和し、同棲までするそのやり取りは、某ゲーマーズの景太と千秋を見ているかのよう。ニヤニヤできる甘々な王道ラブコメとなってるわ。壁の向こうに見つけた、主役と脇役の新しい青春が広がる先には何があるのか。次巻も楽しみだわ。2017/09/23

むっきゅー

26
自分の分身ではないかと思うほど、考え方や趣味嗜好が一致しているワキヤくんと友利さん。なのに、高校生活を送る上でのスタンスがまるで逆。「主役理論」と「脇役哲学」。会えばいつも熱い議論が始まる。お互いに自分の正しさを証明するために。そんな二人のひとつ屋根のしたラブコメ。恋愛感情とかないのに付き合っていると噂されたり、同居を隠そうと一芝居打ったつもりが、円熟期の夫婦のようなやり取りに即バレしちゃいます。二人の会話にニヤニヤが止まりません。さなかちゃんが二人の関係を見てどのような行動に出るのか、続きが楽しみです。2017/10/07

あかね

24
作品名を見た第一印象はコメディ要素が強いラブコメかな?と思ってたのですがいい意味で裏切られました。確かにコメディの部分はレベルが高く面白かったです、しかしこの作品のテーマでもある『主人公論』や『脇役論』がなかなか深く考えさせられました。 主人公とヒロインの関係がとてもよくてお前らもう結婚しろよとまで思いました。 続刊がでるなら絶対に買います!2017/10/17

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