ＭＦ文庫Ｊ 可愛ければ変態でも好きになってくれますか？

花間 燈【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2017/01発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 263p／高さ 15cm
• 商品コード 9784040690087
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

自分のことを好きなのは誰なのか探っていくうちに変態が湧いてくるラブコメ【シリーズ累計３２万部突破の超人気シリーズ】

俺、桐生慧輝はある日、差出人不明で自分宛てのラブレターを見つけた！
その場の状況から差出人の可能性がある人物は所属している書道部の関係者たちの
巨乳で美人な先輩、素直な子犬っぽい後輩、距離感の近い同級生、兄想いの妹（はありえないか）の内の誰かということに。
正直、誰に転んでも良いことしかない！

けれど意気揚々と中を確認しようとしたら、そのラブレターにはなぜか女の子のパンツが添えられていて……。
ま、まぁそんなことはどうでもいいよね。とにかく差出人をこの四人の中から見つけ出さなければ！
待ってろ、未来の俺の彼女！！

そして後日、俺はあの日のぬか喜びを後悔することになる―――。

花間燈［ハナマトモ］
著・文・その他

ｓｕｎｅ［スネ］
イラスト

内容説明

俺、桐生慧輝はある日、差出人不明で自分宛てのラブレターを見つけた！その場の状況から差出人の可能性がある人物は所属している書道部の関係者たちの巨乳で美人な先輩、素直な子犬っぽい後輩、距離感の近い同級生、兄想いの妹（はありえないか）の内の誰かということに。正直、誰に転んでも良いことしかない！けれど意気揚々と中を確認しようとしたら、そのラブレターにはなぜか女の子のパンツが添えられていて…。ま、まぁそんなことはどうでもいいよね。とにかく差出人をこの四人の中から見つけ出さなければ！待ってろ、未来の俺の彼女！！そして後日、俺はあの日のぬか喜びを後悔することになる―。

著者等紹介

花間燈［ハナマトモ］
第９回ＭＦ文庫Ｊライトノベル新人賞にて佳作を受賞。１９９０年生まれ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[スズ]

書道部の桐生慧輝は、美人部長の朱鷺原紗雪、後輩の図書委員古賀唯花、クラスメイトの南條真緒、妹の桐生瑞葉と共に部室の大掃除を行った後、差出人不明の慧輝宛ての手紙を見つける。中には一言「あなたの事が好きです」と書かれていて、慧輝は妹を除いた三人の誰かがラブレターの差出人だと考えるのだが…。ラブレターの差出人を特定するため、三人の美少女達の調査を行う慧輝が、彼女達の隠していた秘密を暴いてしまい、それぞれ好意マックスな彼女達に振り回される様子を楽しむ物語。疲労した兄を慰める瑞葉がオアシスになっていてほっこり。

2017/11/14

[まりも]

主人公の桐生慧輝が差出人不明で自分宛のラブレターを発見することで始まるラブコメ物語。あらやだ登場人物にまともな人が一人もいないじゃないの。主人公はシスコン、友人はロリコン、ペットになりたいドMの先輩、ヤンデレでドSな後輩女子、腐女子の同級生。常識という概念が迷子になった面子たちが送るブレーキを一切踏まない怒涛のラブコメ展開は読み始めたら最後、ページを捲る手が止まりませんでした。変態なのに可愛い、そんな一風変わった女の子たちが主役だからこそ出せるカオスさがたまりませんね。こうなったら妹ちゃんも変態であれ。

2017/01/26

[中性色]

雨後の筍。というわけで変態だらけのお話。ただ、当座のキャラ設定としてはまだ基本の範囲内で、今後どんどん方向性がおかしくなっていくのだろうか。あと表紙とは違ってどっちかというと先輩との話の方がメインになっているような。しかし、ドSとドMってそのままくっついて幸せなキスをして終了ではだめなのか。個人的には真緒が好み

2019/06/25

[ナカショー]

ある日、主人公の下駄箱に入ってた１枚のラブレターとパンツから始まる変態ラブコメディ。出てくるヒロインみんな何かしらの変態要素があり、今のところ唯一まともなのが主人公の妹ぐらいという徹底的な構成で面白かったです。妹や途中少し出てきたキャリアウーマン風の先生も何かしらの変態要素があるのかな？だとしたらどんなものなのか。次巻も楽しみです。

2017/05/20

[真白優樹]

書道部に所属する少年が恋文を貰う中、周りの美少女達の変態性が次々と明らかになる物語。可愛いけれど変態で、変態でも好きになれるのか。この少年の周り、まともな女子が一人もいない不思議が満ちている。ＳもいればＭもいて、腐女子もいればストーカーもいる。恋文から始まる恋物語はめくるめく怒涛の勢いで突っ走り、ブレーキが外された状態で一気に駆け抜ける、そんなある意味鮮烈な恋物語なのである。読者の皆様はこんな可愛いけれど変態な少女達は好きであろうか。少しでも惹かれるものがあった方、只の恋に飽きた方にはお勧めかもしれない。

2017/01/26