ＭＦ文庫Ｊ 俺たちは空気が読めない―孤独（ボッチ）な彼女の助け方

鏡 銀鉢【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2016/10発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 262p／高さ 15cm
• 商品コード 9784040687391
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

友達なんて、ただのいちコンテンツよ･･････でも――教室は、理不尽だらけの牢獄だ！　ボッチに居場所なんてない！
私立銀鉢高校二年生・小日向刀彦は空気が読めない。常にマイペースで、場を無視した言動は最早災害レベル。見かねた生徒会長の命令で同じく空気が読めない残念美少女達とボランティア部を結成することになったのだが――「えへへー♪　スキンシップスキンシップー♪」「これは刀彦さんへのセクシーアピールですが、何か？」距離感ゼロの美少女達に懐かれてしまって！？　自由気ままで、だけど孤独に悩む彼女達
との日常を守るため、リア充もキョロ充もまとめてぶっ飛ばせ！　超マイペースな残念ボッチ達による学園破壊系ラブコメディ、堂々開幕！

鏡銀鉢［カガミギンパチ］

ひさま　くまこ［ヒサマ　クマコ］

内容説明

教室は、理不尽だらけの牢獄だ！ボッチに居場所なんてない！私立銀鉢高校二年生・小日向刀彦は空気が読めない。常にマイペースで、場を無視した言動は最早災害レベル。見かねた生徒会長の命令で同じく空気が読めない残念美少女達とボランティア部を結成することになったのだが―「えへへー　スキンシップスキンシップー」「これは刀彦さんへのセクシーアピールですが、何か？」距離感ゼロの美少女達に懐かれてしまって！？自由気ままで、だけど孤独に悩む彼女達との日常を守るため、リア充もキョロ充もまとめてぶっ飛ばせ！超マイペースな残念ボッチ達による学園破壊系ラブコメディ、堂々開幕！

著者等紹介

鏡銀鉢［カガミギンパチ］
第８回ＭＦ文庫Ｊライトノベル新人賞にて佳作を受賞。受賞作の『地球唯一の男』を改題した『忘却の軍神と装甲戦姫』でデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[える]

絵師買い。なのであまり本編には期待していなかったのですが、案の定個人的にはあまり楽しめなかった。KYがテーマですが、何をもってKYとしてるのかが曖昧だった気がする。最後の主人公の行動なんかは完全に正しいし。そして、紗希姉の存在が全く必要なかったし、突然の全裸とか何だったんだ？出てくるんだったらもっと自然な形で主人公たちと絡んで欲しかった。また、キャラの名前を回文にするのであれば、全キャラ徹底して欲しかった。

2016/11/15

[しぇん]

kyの主人公と少女達が集まって楽しく青春する話ですね。よくある弱いボッチでは無く強すぎる故のボッチ達なので、何だか安心感あるまま読めました。ヒロイン達も皆可愛かったし、結構満足な一冊でした。主人公の謎のクラスメートの伏線もありますが、ちゃんと続きでますかね？

2016/10/23

[ツバサ]

空気が読めないというかこのメンツだと読む必要が無いよな。最初は各キャラの空気の読めなさに呆れてだけど、読み進めていくうちに各ヒロインや主人公の考え方に愛着が湧いたな。次巻が出るなら読みたいたいです。

2016/10/31

[真白優樹]

災害レベルで空気が読めない少年少女達が部活で青春する物語。―――災害達が集まる時、盤面は何度も破壊される。嘗てここまで強いＫＹな子供達がいただろうか。だけどそんな彼らが輝き羨望すら覚えてしまうのは、彼らが輝かしい青春をしているからなのだ。自分達の心のままに小さな舞台の一切合切を破壊していく彼等。だけどそんな彼等の行いは確かに小さくとも実を結び後に続く何かに変わる。変わらず折れず、集まる事で更に力を増した彼等のこの先には何が待つのか。学園という舞台はどこまで変わり、破壊されるのか。 次巻も楽しみである。

2016/10/26

[アツシ＠疾風(仮)]

…これってKYっていうの？ヒロインたちはともかく，主人公に関してはただ単に性格が悪いというか屁理屈ばかりっていう印象。そのうち『気に入らないから人を殺した。何が悪いの？』とか言いそうなんですけど…。まあ最後の主人公の行動に関しては空気を読む読まないの問題ではなく，完全に主人公が正しいのですが。中盤までは退屈だったが，終盤はなかなか楽しめた。こういう作品は2巻以降面白さがグッと増す傾向にあるので，とりあえず次巻も買おうかな。ラブコメとして面白くなりそうだし。

2017/01/02