MF文庫J<br> 世界の終わりの世界録(アンコール)〈8〉慟哭の神霊

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MF文庫J
世界の終わりの世界録(アンコール)〈8〉慟哭の神霊

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  • サイズ 文庫判/ページ数 292p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784040686332
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

偽英勇は英勇を超える――いま、最も王道を行くファンタジー、第8弾!伝説の英雄エルラインが遺した至宝「世界録(アンコール)」。その在り処での衝突から世界が終わり始めた時代――竜の秘境でキリシェと再会を果たしたレンは、残る仲間の手がかりを求めつつ、この世界の真実の究明に乗り出す。そうして彼らが向かったのは、聖地カナン。世界崩壊後もエリエスが治める彼の地もまた深刻な状況に陥り、レンは思いがけぬ再会を果たした魔王ヴェルサレムとルルと共通の目的から行動を共にすることになる。神代の怪物の復活や神性都市の謎が終わりの夜想曲(ノクターン)を奏でる世界で、偽英勇は、自らの進むべき確かな道を見据え続ける。「ようやくアンタの旅の先が見えてきた気がするよ」――いま、最も王道を行くファンタジー、世界の深淵へと続く第8弾!

細音 啓[サザネ ケイ]

ふゆの 春秋[フユノ ハルアキ]

内容説明

伝説の英勇エルラインが遺した至宝「世界録」。その在り処での衝突から世界が終わり始めた時代―竜の秘境でキリシェと再会を果たしたレンは、残る仲間の手がかりを求めつつ、この世界の真実の究明に乗り出す。そうして彼らが向かったのは、聖地カナン。世界崩壊後もエリエスが治める彼の地もまた深刻な状況に陥り、レンは思いがけぬ再会を果たした魔王ヴェルサレムとルルと共通の目的から行動を共にすることになる。神代の怪物の復活や神性都市の謎が終わりの夜想曲を奏でる世界で、偽英勇は、自らの進むべき確かな道を見据え続ける。「ようやくアンタの旅の先が見えてきた気がするよ」―いま、最も王道を行くファンタジー、世界の深淵へと続く第8弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりも

50
伝説の英雄が遺した道の先を征く新たな英雄の物語の第八弾。キリシェと再会したレンが、魔王ヴェルサレムとルルと共に、エリーゼを探す話。今回も王道に面白い。新章が始まってから、世界観がドンドンと広がっていくのでファンタジーとしての面白さもウナギのぼりになっている感じがするのが良いですね。徐々に明らかになっていく真実の数々や、精霊と共に旅をし、精霊と言葉を交わしたレンだからこそ出せた覚悟の大きさは今後の旅を更に期待させるもので、読み応えもあって非常に良かったです。フィアとの再会もまだだし、次巻も楽しみ。2016/09/25

よっち

37
竜の秘境でキリシェと邂逅を果たし世界の真実の究明に乗り出たレン。聖地カナンで再会を果たした魔王ヴェルサレムとルルと共に、先代魔王エリーゼ捜索のため神性都市に向かう第八弾。調査に向かった神性都市で行方が分からなくなったエリーゼ。彼女の救出に向かうことになったレンと魔王たち。今回表紙も飾った氷の将魔・ルルが意外に存在感ありましたけど、奥深くで自分を見失いつつあった精霊と対決するだけでなく、きちんと向き合おうとするあたりがとてもレンらしかったですね。諸勢力も動き出しましたけど、そろそろフィア先輩との再会も期待。2016/09/22

ナカショー

31
キリシェと無事に合流したレン達が今度はエリーゼと合流する為に動き出す第8巻。かなり変則的なパーティーだったけど、悪魔サイドが賑やかで楽しく読めました。罠があるとそれを試さずにはいられないルルフォニカが可愛すぎました。次もまた変則的なパーティー編成になるとのことでどのような感じになるのか楽しみです。2016/10/10

ツバサ

26
今回はエリーゼと合流。どんどん世界観が広がっていく中、レンが英雄のエルラインが踏み込めなかったところに自分の意思で一歩踏み出したのはカッコよかった。あと、表紙のルルや現魔王のハチャメチャぷりには和みました。次巻は囚われのフィア先輩と再開するためにレン達はどう冒険していくのかワクワクしますね。novel0で新作を出すみたいなのでそちらも楽しみにしてます。2016/09/26

真白優樹

22
残る仲間の手がかりを求め、聖地へと赴く今巻。―――旅の果て、少年の一歩はかつての英勇を越えていく。一時の愉快な仲間を加えて進む聖都の奥地、レンはかつて英勇が遭遇しなかったその先に遭遇し、かつて英勇が為し得なかった事を自らの意志で為す。これは英勇の戦いじゃない、自らの戦いだ。そう叫ぶ少年の一歩は確かに今英勇を越えその先へと踏み出し彼が英勇の遺した威光ではなく、彼自身の輝きが光り、彼が一人の英勇として歩み出したことを強く知らしめる。明らかになる真実、集う者達。聖都はどこに向かうのか。 次巻も楽しみである。2016/09/26

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