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出版社内容情報
度重なる死に一度は心を折られ、しかしレムの言葉に再起を誓ったナツキ・スバル。『死に戻り』した記憶を活かし、スバルは王選候補者であるクルシュやアナスタシアを巻き込み、魔獣『白鯨』の討伐に打って出る。
内容説明
度重なる死に一度は心を折られ、しかしレムの言葉に再起を誓ったナツキ・スバル。『死に戻り』した記憶を活かし、エミリアを救うための手段として、スバルは王選候補者であるクルシュやアナスタシアを巻き込み、魔獣『白鯨』の討伐に打って出る。四百年の長きに亘り、世界を苦しめる『霧』の魔獣の討伐―獣人傭兵団『鉄の牙』白鯨への復讐に燃える古兵たちが集う中、待ち望んだ機会に一人の剣鬼が歓喜する。「―我が妻、テレシア・ヴァン・アストレアに捧ぐ」大人気WEB小説、激闘と活劇の第七幕。それは愛と剣に生きた、一人の男の生き様。
著者等紹介
長月達平[ナガツキタッペイ]
1987年生まれ。小説投稿サイト「小説家になろう」にて小説を投稿中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 2件/全2件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
θ(シータ)
114
「ーー十四年ただすらに、この日を夢見てきた。ここで落ち、屍をさらせ。ーー化け物風情が」時には盛大な死を遂げ、時には絶望に押しつぶされ狂ってしまう。けど、レムのおかげで立ち直り、死のループ経験を使い白鯨を倒す激闘と活劇の第7幕。ヴィルヘルムがカッコ良すぎる!剣に人生の半生を捧げ妻を一途に愛する。まさに漢の鑑!!そして、エミリアを差し置いての正ヒロインレムがやはり最高w本当にお互い心を曝け出してから更にいい関係になってるよね。次回はついに魔女教、今までの鬱憤晴らしてくれよスバル!星5つ【⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️】2015/09/28
まりも
56
無力な少年が運命に打ち克つために死に戻りをする物語の第七弾。クルシュやアナスタシアの力を借りる事に成功したスバルが、白鯨討伐に挑む話。ヴィルヘルムがカッコよすぎてヤバい。こういう強キャラの爺さんが全てを賭して亡き最愛の妻の仇を取るとか自分のツボに入りすぎていて、読んでいて感動で胸が震えました。これまでの苦難を糧に捨て身の策を取り、勇敢に戦ったスバルも主人公らしくて良かったです。レムのヒロイン力の暴走具合も凄いですね。あの状況であんな事が出来ちゃうとか流石は僕らのメインヒロインさんやで。次巻も楽しみです。2016/08/15
雅
51
格好良くて熱くて感動的で、読んで良かったと思える一冊でした。それからレムの嫁にしたい度がハンパ無い2019/03/01
Yobata
35
三回の死に戻りを経て、ようやく「白鯨」のカードを利用し、クルシュ,アナスタシアを巻き込み白鯨退治に。その中で一際力を入れていたヴィルヘルムは白鯨に因縁を持ち…。今回は老兵ヴィルヘルムさんが主役だったけど、他の話と負けず劣らず熱く滾る奮闘劇だったね。妻であった「剣聖」テレシアへの復讐として14年にも渡る孤独と執念が結び、白鯨を退治する場面は惚れ惚れする程格好良かった。しかしあんだけ闇堕ちしてたスバルは解決編になると途端にうまくいきだすなw3回も他人の命を犠牲にした情報をこれだけ上手く活用できて良かったよw→2015/09/20
わたー
34
★★★★★積読消化。ヴィルヘルムさんマジかっけえ。これまでの3周で経験した断片的な情報から、遂に王選関係者たちとの同盟へと至る。これまでの積み上げが花開く。そうだよこれを待っていたんだ。そして、前周回でレムを、存在ごと喰い散らかした憎き白鯨との再戦。熱い。ようやくまともな戦力を揃えての総力戦。そんなの盛り上がらないわけがない。なかでも、復讐鬼と化したヴィルヘルムさんがマジぱねえッス。そして残るは、散々、煮湯を飲まされてきた大罪司教「怠惰」のペテルギウス・ロマネコンティ。期待している。2019/10/30